エピローグ 約束

 執務を行うディスクに、力尽きたように突っ伏す男性。長い絹のように美しい黒髪が水溜まりのように広まり、無頓着に床へと垂らした人物へ、目の下に隈のある怜悧な印象の女性が呆れた視線を向けている。


「陛下、そろそろ復活してもらわないと」


 私も休みたいんですよ? と迫力のある声音で言われ、突っ伏した男性が頭を持ち上げる。


「何で兄上や姉上が逃げまくるのか、凄い理解出来た」


 顔を上げた男性はうんざりした口調で呟き、うっとうしそうな感じに髪を後ろへ流す。


 ライジグス王国二代目国王タツキ・デミウス・ライジグスは、王家の中でも一番男らしいと称される整った顔を盛大にしかめ、疲れきった様子で目元を揉みほぐす。


 そんな幼馴染みの姿に溜め息を吐き出し、父親の地位を引き継いだレイナ・コウ・ファリアスも、うんざりした様子で頷く。


「そうですね。自分も己の選択を後悔し始めていますよ」


 レイナは深い深い溜め息を吐き出し、自分の兄や姉達の事を思い出す。


『えっ!? お父さんの後継いで宰相になるのっ! えっ!? 正気!?』

『いやいや止めてやるなって、俺らにとってはめっちゃ朗報じゃん』

『理解してないって怖いわぁ』

『え? レイちゃん洗脳とかされてないよね?』


 などと結構失礼な事を言われたのだが、今思えばあれは本気で心配してくれていたのだなぁ、と理解出来る。


「おかしいと思ったんだよ……俺さぁ、継承権二十番目だったのにさぁ、国王に俺はなる! って言った瞬間さぁ、兄ちゃんとか姉ちゃんがさぁ、一斉に継承権放棄したからさぁ……」


 会う度会う度に生暖かい目で見られるしさぁ、研究所から出てこなかった四番目の兄ちゃんは涙を流して握手してくるしよぉ、教えてくれよぉマジで、とタツキは疲れきった様子で周囲に積まれている書類の山を見て溜め息を吐き出す。


 この正気とは思えない書類量、実は1日分の書類である。更に言えば午前中に終わらせなければいけない最重要書類であり、午後にはこれ以上の書類が回ってくると言えば彼らの疲れ具合も分かるだろうか。


「俺さぁ、親父にあまり良い感情ってねぇんだよ」

「ええまあ、あからさまで露骨に態度に出てますからね。その理由がただの嫉妬であるという部分も含めて滑稽だなとは思ってますよ?」

「……辛辣しぎねぇか?」

「理由が好きになった女性の好意を持っていかれる、なんて下らない事ではなければ辛辣にはなりませんよ?」

「……」


 ゴンとディスクに再び突っ伏すタツキに、レイナは絶対零度の視線を向ける。


 確かに同情すべき部分はある。彼の初恋の相手はタツローに恋してしまい、彼の母親であるアリアンに頼み込んで頑張って才妃になってしまったり、学生時代に淡い恋心を持っていた先輩は、実力で側妃の座を勝ち取って気がついたら義理の母になっていたりと、女性関係に関しては実に悲惨な末路をたどっている。


 そこに関してはレイナも人の事は言えず、彼女の初恋の相手はタツローである。いやまぁ、ライジグスの多くの少女達が真っ先に恋をするのが国王陛下であると断言しても良いくらいに、あの国王は魅力的過ぎた。


 ただのイケメンじゃなく、妙に人懐っこい犬のような親しみやすさと、ウィットに富んだトーク術、巨大国家を一代で築き上げた偉大な人なのに庶民的である等々、良い部分を出せばいくらでも出てくるのも凄いところだ。逆に悪い部分は? と聞かれても、あったっけ? と逆に聞かれるのもヤバイ。


 そんな人を父に持ったタツキも悲劇的ではある。


「だから! 俺があいつを越えてやるぜ! って王様になってうまくやってやんぜ! って思ったんだよ!」

「あ、復活した」


 ぐわっと顔を上げて叫ぶタツキに、レイナは冷たい視線を向けたまま、早く仕事を終わらせて下さいと告げて自分の席へ戻った。


「聞いてくれよぉ」

「早く終わらせて下さい。また徹夜するはめになりますよ」

「分かってるよぉ……はぁ」


 父親を見返すどころか、父親はこの書類の山を二時間程度、鼻歌交じりで終わらせると聞いて、まざまざと自分とのスペックの違いに打ちのめされたタツキである。それはレイナも同じで、午後に回ってくる書類の九割をこの時間で父は分類し、本当に採決が必要な書類だけを数枚国王に回して確認してもらうだけにしておく、と聞いて絶望したものだ。


 二人とも後を継ぐという動機の九割が、自分の父親への反骨精神であるから、投げ出すわけにもいかず、こうして毎日グダグダしながら仕事をこなしているという訳だ。


「お、やってんな。いやぁ、タツローのおじちゃんが居ないっていう光景も慣れてきたなぁ。ほい、これ軍部の書類な」


 そこへノックも無しに部屋に入ってきた男性が、ケタケタ笑いながらタツキの前へどっさりと書類を載せる。


「アドル兄、ノックしろってぇの」

「はははは、レイナといちゃいちゃしてるわけじゃねぇんだから、ノックなんか必要ねぇだろうが」


 豪快に笑うムキムキマッチョな男臭い人物は、アベルとミィの四番目の子供で、アドル・デミウス・ジゼチェスだ。


「しっかし、この部屋がこの状態ってのは何度見ても新鮮だよなぁ」

「「ぐうっ!?」」


 興味深そうに部屋を見回し、クツクツと笑いながらアドルが言えば、言われた二人は胸を押さえて呻く。


「やっぱ親父達は異常だよなぁ。俺も軍部関係の役職についた数年は、ひたすら打ちのめされたよ」


 分かる分かると頷くアドルに、二人はじっとりした目を向ける。


「どこもおんなじだって、俺もそうだし、フラムもそうだしよ、マールもそうだよ」


 内務関係の役職にあるロドムの娘のフラム・デミウス・オスタリディ、近衛航宙軍の司令官を務めるマルトの娘のマール・デミウス・ヴェスペリアの名前を出し、誰もが一度は通る道だよなぁっと感慨深そうに呟く。


「親世代がさぁ、すんげぇ気軽に仕事してんの見てさぁ、お? あんなんだったら俺でもできらぁとか思っちゃうんだよなぁ! んでやってみたら全然やれねぇ! ってなって百倍ダメージを食らうって二代目あるあるだよなぁ!」


 がははははははは! と笑うアドルに、二人は何も言い返せずにううぅっと胸を押さえ続ける。


「改めて親の偉大さが分かって更にダメージは加速するってな、そこまでセットだな」


 大体二代目って親に反骨精神持ってるパターンしかないから余計にそうなるんだよなぁ、と二人に生暖かい目を向ける。


「親達は旅行中だし、あの様子だと戻って来るのは当分先だろうし、まぁ頑張ろうや」


 アドルはそう言うとじゃあなーと軽く手を振って部屋から出ていった。


「はぁ、終わらせよう」

「……そうですね」


 色々考えるとド壺にはまると判断し、目の前の事に集中する事にした二人。座る位置を調節しながら、ああとレイナが口を開く。


「それにしても、親達は今何をしてるんでしょうね」


 アドルに言われた訳じゃないが、数年前から旅行に出掛けて不在の親達の事を思い出し、レイナが苦笑を浮かべて聞けばタツキは面倒臭そうに返した。


「どこにいたって元気だろう」


 あいつらが病気するとか死ぬとか、考えるだけ無駄だぞ、とタツキの言葉にレイナは確かにと納得しながら書類に立ち向かうのだった。




 ○  ●  ○


 日輪銀河と呼ばれるライジグス大同盟国のある銀河系近隣、暗黒星団とよばれていた虚無の空間を越えた先には、別の銀河系が存在している。


 かつてあった邪神戦争と呼ばれる戦いの最中、邪神が呼び出した化け物から逃れる為に、一部の宙賊がそちらの銀河系へ流れてしまった。


 非常に不味い事に、不明の銀河と呼ばれているこの銀河系、日輪銀河と比較すると技術は驚くほど原始的である。


 知的生命体が誕生した惑星では、それこそやっと国という枠組みが誕生したところで、宇宙船だの宇宙での生活だの、それはまさに神話世界の夢物語である。


 その惑星ラヴァムは今まさに、衛星軌道上から宙賊達による一方的な攻撃を受けていた。


「陛下、どうぞお逃げ下さい」


 惑星ラヴァムにある一番大きな大陸、その中央部に存在する王国ムヴァム。その国王である統一王レゾラ・スクウェア・ムヴァムは、臣下の言葉に苦笑を浮かべて首を横に振る。


「どこに逃げようとも無駄だよ」


 苦難の道の先に手に入れた部族統一。空から降ってきた異形の化け物と呼ばれた自分達一族が手に入れた平和。それが神の如き力を持つ輝く空船の攻撃で灰塵に帰すところまで追い詰められている。空からは無数に光輝く矢が降り注ぎ、建物も民も家畜も畑も関係なく、全てが一瞬で蒸発していく地獄のような光景を前に、不屈の統一王と呼ばれたレゾラの心は折れてしまった。


「息子と娘は逃げられただろうか」

「ベルがおります。確実に逃れられたと」

「そうか……ブラフォード、リシェレンナ……どうか健やかに育ち、生き延びてくれ」


 段々と光の矢が降り注ぐ範囲が狭まっていく中、若き王は終わりの時を受け入れるように瞳を閉じるのであった。




 ○  ●  ○


 ムヴァムから逃れた王の子供達は、美しき従者に腕を引っ張られ必死に走っていた。


「ベル! 父上が!」

「振り返ってはなりません! ブラフォード様、リシェレンナ様、お二人こそ王国最後の希望なのです! どうか今はベルに従って下さいまし」


 道無き道を駆け抜け、必死に空から降り注ぐ光の矢から逃れ続ける三人。一人は金色の長髪が美しいビスクドールのように整った顔立ちの、かなり女性的なプロポーションをした女性ベル。そのベルに腕を引っ張られて必死に走っている淡いプラチナブロンドのおかっぱ頭をした女の子と、藍色髪をした気弱そうな男の子、そのどちらも顔に五つの瞳を持ち、普通の人間の瞳に当たる場所にある目は、少し黒目が強い大きい目がついている非常に特徴的な姿をしている。


 彼らの父も少し大きな目をしているが、この二人程特異な感じではない。だが一族の言い伝えでは、このような特徴を持つ子供は神に祝福された神子であると言い伝えられており、二人は多くの民から愛されながら育ってきたこの王国の姫と王子である。姉の名がリシェレンナ、弟の名がブラフォード、王が双子であるこの二人が誕生する前日の夜に、神からお告げを聞いて決めた名前であるらしい。


「ベル、ぼくもう足がいたいよ」

「もう少しだけ頑張ってくださいまし!」


 体が出来上がっていない二人の子供を、半ば引きずるようにして走り、何とか王家が極秘裏に避難する洞窟まで逃げ延びた三人だったが、神の試練は続く。


「おっと、女とガキ二人……ひゅー、女は良い感じじゃねぇか。ガキは……マジかよ、ムヴァウゾレか?」

「おいおいおいおい! バレないように向こうの銀河へ連れてけば俺ら大金持ちになれんじゃねぇか!」


 そこには偶々地表まで降下してきたのだろう小汚ない姿の宙賊らがキャンプをしており、ベル達三人は知らずにその魔の手の中へと飛び込んでしまっていた。


「お二方、ベルの後ろへ」

「ブラフォード」

「う、うん、お姉ちゃん」


 男達の雰囲気に剣呑な気配を感じたベルは、王から渡された短剣を腰から抜いて構える。それを見た宙賊達は一瞬ポカンと口を開け、次の瞬間には火がついたように笑い出した。


「マジかよ! 何だよそれ! おもちゃかよ!」

「ばっか! こっちではあれが最高の武器なんだって! だから俺達相手に何も出来ねぇんじゃねぇか!」

「おいおい、武器っていうのはなこう言うのを言うんだよ!」


 笑っている宙賊の一人がハンドガンを引き抜き、ベルへ向けて引き金を引いた。


「あうっ!?」


 肩を撃ち抜かれたベルは短剣を取り落とし、大穴が空いた肩を押さえてうずくまる。


「ベル!」

「ベル!」


 双子の悲痛な声がどこか遠くに聞こえる。それでも彼らを逃がさねばという一年で痛みを堪え、必死に体を持ち上げようとしたが、いつの間にか近づいてきていた男に軽く腹を蹴られ地面に転がされてしまった。


「無駄な努力はすんじゃねえよ。おい、枷を持って来い」

「あいよー。しかしラッキーだったぜ。まさかこんな未開の銀河にムヴァウゾレがいるとはなぁ。向こうのそこそこの集落にもいるんかね?」

「まぁ、そっちは本隊が攻め込でるから、あっちに任せようぜ。ほらよ」


 ベルは屈辱に口を噛み締め、動かない体に呪詛を吐きながら、それでも必死に抵抗を続ける。


「だから無駄な努力をするんじゃねぇ、よ!」

「ぐあっ!?」


 ミシリと頭蓋が割れるような衝撃を頭に受け、ベルの意識が瞬間飛んだ。


「ベルをいじめるなぁっ!」


 しかし聞こえてきた甲高い子供の怒声に、飛んでいた意識が一気に覚醒する。気を抜けば一気に意識が失いそうな状態で視線を動かせば、ブラフォードがベルを蹴った男へ突っ込んでいくのが見えた。


「っ!」


 いけません! そう叫ぼうとしたが声は出ず、彼女の見ている前でブラフォードは男に思いっきり蹴られ、まるでボールのように吹っ飛び、木の幹に叩きつけられてしまった。


「ブラ……フォード……」


 動かない体で何とか必死に少年へと手を伸ばすが、それを邪魔するように宙賊の男が彼女の手を踏む。


「あぐっ!?」

「だから無駄な努力をするんじぇねぇよ」


 ねっとりと絡み付くような視線を体に向けられ、生理的な嫌悪を感じながらも、自分はどうなっても良い、だけどあの子達だけはどうか助けて神様と願いながら必死に動き続ける。


「ちっ、躾が足らんか。なら抵抗出来なくなるまでボコるか」


 男はつまらなそうな顔をすると、再び足を持ち上げベルの顔を蹴ろうと構える。


「お前の躾の間違いじゃないか?」

「あん? ぶへあぁぁっ?!」


 もうダメだ、そう思った時、聞いた事のない声がしたかと思えば、メキメキメキィとおおよそ人体から出ちゃいけない音を響かせながら、ひしゃげた状態で宙を舞う男の姿をベルは見た。


「全く、こんな別銀河の、こんな辺境にいるとか、分かるかってんだよ」


 呆れたように呟いた何者かに抱き起こされ、ベルは何かを首元に押し付けられ、プシュリと小さい音がするのを聞く。


「ブラフォード様を」


 どこの誰かか知らないが、どうか助けてと願えば、その誰かは穏やかに笑う気配を感じた。


「おう、約束だかんな。もちろん助けてやるよ」


 ああ、ありがとう、そう感謝の気持ちを捧げながらベルは意識を手放した。




 ○  ●  ○


「さて」


 はぁ、やっと見っけたよやれやれ。


 ども、一般人に戻りましたタツローです!


 自分は今不明の銀河と呼ばれている銀河系、その居住可能惑星に来ております。


 いやぁ大変でした。子宝には恵まれたのですが、誰に似たのか、だぁーれも王位を継いでくれなくてですね、これは不味いとちょっと狙い撃ちしてせんの――げふんげふん! ちょっと英才教育を施した子供が、快く王位継承してくれると申し出てくれまして、それでやっと自由に動ける身分を手に入れました。はい。


 残してきた子供達には、まぁ遅めの新婚旅行のようなモノだと言ってはあるのですが、実際はアルテミスとの約束を果たすために旅立ったというのが正解です。


 約束は何かだって? それはアダム・カドモンとの戦いで自己犠牲をしてくれたベルという女性の願いを聞き届ける事だよ。


 まぁアルテミス自身、彼らの境遇には同情的であって、やり直しをさせたいと思っていたようで、彼らを別の惑星に送り込んだ、という感じだ。ちょうど良く、教団の生き残り達がこの惑星へ根を下ろし、惑星開拓をしていた事もあって簡単だったとは言っていたけどね。


 こっちはそれを探すだけで大変だったっつうのに、本当にあのPON女神は……


「あーさて、ロクデナシの諸君……あれなぁーんだ」


 おーい人間のクズ! サッカーしようぜ! ボールはお前なっ! ふん! ってやったのを呆然と見ていた男達に、ちょいちょいと空を指差してやれば、瞬間顔を真っ青に染め上げる。


「日輪銀河では原始的な文明の惑星に手を出す事を禁止しております。お前達の出身IDを確認させてもらったが、日輪銀河系の出自である事が確認されました。よって、日輪銀河の法律に則り処罰を下します」


 男達がギギギギと油が切れたロボットみたいな動きで俺を見る。その瞬間、衛星軌道上から好き勝手攻撃を加えていた宙賊艦が一斉に爆発を開始する。うん、さすがマルト君にカオス君、一戦から退いたとは言えタイミングバッチリだね。


「宙賊は発見しだい死刑」

「「「「っ!」」」」


 俺の言葉を聞いた瞬間逃げ出そうとするが、そこにはすでに完全武装をしたロドム君を筆頭にした巨漢の男達が腕を組み立ち塞がっている。


「慈悲は無いよー宙賊。お前達を生かしておいて特な事なんざ、これからもこれまでもありはしなかったんだしね」


 呆然としているムヴァウゾレの女の子の頭を撫でながら、チラリと蹴飛ばされた男の子を介抱しているガラティアを見れば、彼女は優しく笑って頷く。どうやら命に別状はないようだ。


「それに、子供を大切にしない奴らに情けをかける理由もないからな」


 ガタガタ震える男達に、ニタリとした笑顔を向けて俺は宣言した。


「この銀河に蔓延る宙賊共は、一匹残らず殲滅してやるから、先に地獄で待っとけ愚か者」


 さぁ、デビジョン・セカンドの舞台は整った。次はここでどんな物語が繰り広げられるか楽しみだね。


「もちろん、俺もしっかり参加するけどな」


 次の祭りを始めよう。また最初から、このでっかい宇宙でヒイコラ頑張って生きていきっしょい! ってな。

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でっかい宇宙でヒイコラ生きていく! ~Live in Universe ここからやり直す~ O-Sun @O-Sun

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