第7話 初日開幕
あれから1週間とちょっと、美生からの音沙汰はなかった。
喧嘩別れのようになったが、公演の案内のメールがきて少しホッとした。
10月1日、火曜日。
劇団赤い夢の初日だった。平日を考慮してか開演時間は19時だ。
谷津倉はこの日に合わせて仕事を調整してたので、17時に学校を出れた。
レンガ劇場の周辺は人々で賑わっていた。地下に続く階段に列ができ、入り口と階段途中にフラワースタンドが並んでいた。ほとんどが水樹への花だった。美生へのフラワースタンドも見つけたが、ほとんどが赤い花で作られていた。そういえば彼女のアイドル時代の担当カラーは赤だった。
花の匂いに包まれながらロビーに入るとまたしても人が沢山いた。どこに居ていいかわからなくて壁際に寄る。人を観察していると、受付でチケットを見せた人から奥の扉へ進んで居た。前の人を真似て進む。
会場内は薄い煙幕が漂っているようだった。お客さんがいるだけで印象がこんなにも変わるのか、と固まった。同時にお祭りが始まるような、懐かしい高揚感に包まれる。
席はセンターブロックの真ん中だった。最前かと期待したが、映画と同様で見にくいのだろうか。足を組んでいる人の前を注意しながら歩き、やっと自分の席を見つけて座った。慣れないことに谷津倉は汗をかいていた。
ふと視線を感じる。隣の席からだった。むせるような香水を漂わせた女性だった。リップの色が黒っぽいが、それがまた似合っていた。
「君、どこの事務所?」
聞こえないふりをして前を向くと、肩を叩かれた。
「君だってば。そう、君」
女性は目が合うと頷いた。
「どこの事務所かって聞いてんのよ。もし良かったらうちに移籍しない?悪いようにしないから」
事務所って、芸能人が所属するようなやつか。
「いえ、僕は教論なので事務所には入りません」
「えー?学校の先生なの、信じらんない」
本当に驚いたようだ。女性は何度も首を傾げていた。
「勿体無いわよ、今からうちに入りなさい。私は七尾よ。ほら、これうちの事務所」
ゴールドの名刺を頂いた。初めて見た代物だった。
七尾は谷津倉の手を握ってきたがさりげなく振り払う。
「でも、なんで学校の先生がここにいるのかしら?ここって関係者席なのに」
反対側の隣は足を組んで踏ん反り返っているおじさんだ。室内なのにサングラスをかけたままだ。如何にも業界人である。
谷津倉は周りに聞かれないよう、声のボリュームを落としてから美生に協力していたことを伝えた。
「ええ、こんな可愛い子に協力させるなんて羨ましいわ、美生の奴め」
身内のような発言に、谷津倉はピンと来た。名刺の字面をどこかで見た気がしたのだ。美生の、虹色メロディーの所属事務所の社長だ。七尾は何か文句を言いながら足を組み替える。白い太ももが眩しい。
少し緊張しながら座席にあったパンフレットを広げた。
今回の公演である『乙女の祈り』のパンフレットが1番上にあった。
全体的に黒く、真ん中で白い服を着た鈴木がバラを抱えている。メイクと加工のせいだが、彼女の表情はひどく甘美だった。
裏をめくるとあらすじ、キャスト、スタッフ、日程が書かれていた。この劇場へのアクセスも地図つきであった。あの専門学生たちが制作したのだろうか。
黒田役に岡田、松本役に鈴木、井上役に幸村……。
「あれ?」
萩原美生だけ役名がない。印刷ミスだろうか。
七尾がパンフレットを覗き込んできた。
「なんで美生だけ役名が無いんでしょう」
「本人役だからよ」
七尾はフンッと鼻を鳴らしながら答えた。そしてまた足を組み替える。
「なるほど、彼女は探偵役として学校にきたから、取材自体が役作りだったんですね。アイドル時代と同じ名前ですよね」
「そう、萩原美生は私が付けた名前よ」
「えっ」
思わず七尾を見ると、彼女は自分を指すように唇に人差し指を当てていた。
「美生は本名じゃないんですか」
「そうよー。因みにあの子の性格も偽物。すべて演じているのよ」
いたずらっぽい微笑みも、勿体ぶった行動も、電話越しの声色も。
「すべてですか……。美生は実際どんな子なんですか」
「知らない。だってあの子は、求められる像を演じているもの。アイドル時代だってアイドルを演じていただけ。社長である私にさえ腹を割って話してくれない。誰もあの子の本性を知らないのよ。今は水樹に気に入られるよう演じているだけ」
客席に人が入り、騒がしくなってきた。サイドの席に空席は目立つがほぼ埋まっている。
大半が席でパンフレットを開いていた。黒い紙に『乙女の祈り』の文字が複数、こちらを見ている。
「どう?君も騙されたでしょ。さすが萩原美生だわ」
ポカンとしてしまったのだろう。七尾は可笑しそうに笑う。
「私はね、美生のためにグループを解散させたのよ。あの子は役者になるべきなの。今は我慢させているけど劇団で力をつけたらオーデションを受けさせるつもり。売り込まな くても実力でいけるわ」
可笑しそうに、けれど鋭く舞台を見つめる。舞台はまだ幕が上がっていない。
「美生が売れた際にはご贔屓にしてね、先生」
リップ音が響いた。見なかったが、投げキッスをしたのだろう。谷津倉が釘付けになっていたアイドルのあの子は彼女の一面に過ぎなかったのだ。
「逆転現象的社会ってわかるかしら」
「え?」
「真実は逆転させなければ見えないってことよ」
逆転どころか真実そのものが虚構である。七尾はどこまで知っているのだろうか。彼女のように幕を見つめてみた。
客席が段々と暗くなる。暗くなるにつれ、客は静かになっていった。谷津倉は慌ててスマホの電源を落とす。一瞬だけ画面が映ると、最寄りの警察署のホームページが表示されていた。そしてバックを気にする。仕事用の黒いリュックだが、中に小さめの花束を入れていたのだ。紙袋ごと入れてあるそれは恥ずかしくなってしまったものだ。花束はピンク色を中心に作られていた。
静寂が続く。いつ始まるのかと、客席がざわめこうとした瞬間、音楽が流れ始めた。暗闇から四角い枠の光が現れる。幕があがった。
制服姿の鈴木が出てきて、美生も出てくる。違和感に気づいたのは黒田役が現れた時だ。
「あれ?」
黒田役は確か岡田という青年だったはずだ。しかし舞台に立っていたのは演出家だった。
「水樹さん……?」
水樹が、ジャージを着てセリフを言っていた。
*
両手で両耳を抑え、低く声を出す。体の芯が震えているのを感じた。
美生は息を切るともう1度声を出した。自分のものとは思えない声が控え室で響く。本番前のルーティーンだった。
ガマガエルのような声に、同室の鈴木は意にも返さない。イヤホンをしながらずっと脚本をめくっていた。本番2時間前、すでに役者はメイクを終えて待機していた。今頃、桜井と酒井が業者と打ち合わせして舞台の調子を見ているのだろう。
「お疲れ様です!お弁当の差し入れです!」
エプロンを着けた人が楽屋に現れた。お弁当を数種類抱え込んでいる。気づいた鈴木が慌てて受け取った。
「ありがとうございます、誰からでしょう?」
名前が印字された紙を見ても、誰かわからなかった。多分、水樹の知り合いの社長だろう。エプロンの人、お弁当屋さんの店員と思われる少女が鈴木を見つめる。
「もしかして、主人公役の方ですか?」
「いえ、主人公はどちらかというとこっちです。私は女子高生役で……」
鈴木は美生を見た。気づいていないのか鏡に映る彼女は目を瞑っていた。
「そうなんですね!あの、あなたは先生をたぶらかした人の役ですよね」
店員は無邪気に、面白そうに笑った。あらすじは事前にホームページで公開していたが、すでにネットでは事件を元にしたのではないかと噂されていた。
もう、どっちでもいい。
批判されても賞賛されても注目さえしてくれれば。
鈴木は覚悟を持って役作りをしていた。
お弁当と一緒に飲み物が置かれる。お茶の数が足りなかったようで炭酸飲料が2個混ざっていた。店員は鈴木と美生をみて、炭酸飲料を渡す。大人が大半を占めるこの劇団に、ジュースが渡るのは若い女の子の方がいいと判断だった。
「すいません、美生さんは炭酸が嫌いなんです。違う人に渡しますね」
鈴木はペットボトルを両手に持ち、頭を下げた。店員も申し訳なさそうに頭を下げた。炭酸が好きな劇団員はムーさんだろうか。あとで届けようと思い、テーブルに置いた。
店員に頑張ってくださいね、と応援され、また脚本に目を落とす。もう読まなくても頭に入っているが何度も流れを確認した。
周囲が騒がしくなっていることに気づいたのは、数分後のことだった。
扉が開きっぱなしになっていて人の出入りが激しい。いつの間にか美生はいなくなっていた。廊下に出て、向こうから小走りでくる堀を捕まえる。
「何かあったんですか」
「ああ鈴木ちゃん。岡田を知らない?どこにもいないのよ」
堀は鼻の頭に汗をかいていた。彼女は焦っているようだった。
「岡田さん?知らないですけど……」
時刻を確認すると、本番まで30分もない。
電話してみますね、とスマホを手にした。
岡田のことだから気分転換で外にいるかもしれない。
「はい」
1コールしないうちに気だるげな声がした。
「岡田さん、今どこにいるんですか」
「どこって、家に帰っているけど」
「は?」
岡田はもう1度、同じことを言った。
「忘れ物を取りに行っているんですか?」
「違うよ、ボイコットってやつ。やっぱり俺には無理だ」
砂利の上を歩く音と、鼻をすする音がする。どうやら本当に帰っているようだ。
「何が無理なんですか。あなたが戻ってこないと開演できませんよ」
「大丈夫だよ、代わりは幾らでもいるから」
「いませんって、どんな顔をして戻るおつもりですか。今ならまだ間に合いますよ」
鈴木は気づいたように周りを見る。堀が近くで祈るようにこちらを伺っていた。慌てて口元に手を添える。
「戻らないよ。むしろやらかして、戻れないようにしている」
「は?」
「もうさ、無理なんだって。諦めるなら早めがいいって」
電車内で話していたことを思い出す。
「……俳優を辞めるつもりですか」
「……」
無言を肯定と受けとめる。
「今回の公演にどれだけの人が関わっていると思っているんですか。辞めるなら千秋楽を迎えてからにしてください」
通話口から物音がする。音が止み、溜息が聞こえた。どこかに座ったようだ。
「鈴木にもいつかわかるよ。稽古中に圧倒的な違いを見せつけられて、自分の今までを否定された気がした。このままいくより普通の人生の方が幸せな気がする。諦めるにも相当な覚悟がいるんだよ。ずっと辞めざるを得ない理由を探していたけど、もう疲れた。最後に嫌な思い出を作れば後ろ髪引かれないし」
「圧倒的な違いって、」
「美生だよ」
何か言う前に、電話が切れた。
岡田は家に戻っていると言っていた。探しに行きたくても家の場所がわからない。
そうだ、水樹さんなら。
「繋がった?」
堀の質問に、鈴木は今のやりとりを説明した。
「まじか、まじか……」
水樹のところへ行くまで、堀はずっと呟いていた。鈴木も心の中で同調していた。
水樹を探し回っていると、客席に人だかりがいた。よく見ると水樹を中心にメンバーが話し込んでいる。
「水樹さん!」
鈴木が叫ぶと水樹は片手をあげた。
「えっと、その格好は……」
「見てわからないの?」
袖を握って両手を広げ、ジャージを見せつけるようにした。
「黒田の衣装だよ」
美生が隣で微妙な顔をしている。
「俺が岡田の代役をする。内容が頭に入っていて持ち場を離れられるのは俺だけだから。どうせ奴は飛んだんだろ」
酒井が無言で頷く。桜井も幸村も、見たことがないくらい暗い表情をしていた。
「困りましたねー」
場の空気を壊すような声がした。美生だ。
彼女は人懐っこい笑顔を浮かべている。
「岡田さんったらどこ行ったんですかね。帰って来ても入れてあげませんからね?」
言葉と裏腹に声は弾んでいる。
「はーあ。とりあえず、今はこれで行きましょう。また話し合うのは公演後で」
その一声で解散した。そうだ、萩原美生が座長だったことを忘れていた。
鈴木は持っていた脚本をもう1度開く。岡田が水樹になる。自分の演技は変わらないが、動揺しないように、観客に悟られないようにしなければならない。
「終わったあとって時間ありますかね」
前を歩く水樹の背中に声を掛ける。
美生は後ろで手を組みながら、小走りで追いかけていた。
「あるだろ、なんで?」
「警察署に行くまでの時間ですよ?」
「少しぐらい時間はあるはず。先生に事情を話せばわかってくれるだろ」
ぶっきらぼうにそう言うと、ステージの方へ向かって行った。
警察に行ったらしばらく出てこれなくなるだろうか。またステージに立てても、それはいつになるだろうか。そもそも自分が戻れる場所はあるだろうか。
今度こそ、切られるなあ……。
七尾の顔が浮かんで、美生は自嘲気味に笑った。
*
水樹の声は、岡田と同じように聞こえた。声質が同じなのか水樹が合わせているのか、滞りなく話は進んでいった。水樹だと気づいている客だっているだろうが、ざわつきは感じられない。美生は眩しすぎるステージ上を行ったり来たりしていた。
黒田と井上のシーンが終わり、美生はタイミングを見計らう。
「ねえ」
後ろから堀が話しかけて来た。ステージから目を離さずに、なんですかと返事をする。
「鈴木ちゃんがいないんだけど」
「はあ?」
振り向いた瞬間、ステージが暗転に包まれる。
留まろうか迷ったが本能でステージ上に飛び出していた。堀の姿を確認する暇もない。
水樹扮する黒田と会話を始める。既に終盤だった。
面白そうに、真実を暴く。その度に黒田が狼狽えるのは快感だった。ステップを踏むように回り、観客に問うようにセリフを話す。
このあとに鈴木が出てくるはずだった。黒田と松本あかりの関係を暴いたとき、松本あかりが出てきて黒田を刺し、自分も刺す。探偵は自分のせいで2人を追い詰めていたことに初めて気づくのだ。そこで物語は終わる。
もし鈴木が出てこなかったらどうしようか。頭の中で自問自答しながらも器用にセリフを話す。
「もう観念しなさい。あなたたちは男女の前に先生と生徒なんですよ」
「立場なんて関係ない、俺たちは本気なんだ!」
叫び声が響いた。すると上手から鈴木が出て来た。制服姿で、手には包丁を持っている。包丁?ナイフのはずだが、大きさ的にわかりやすいよう変えたのかもしれない。
美生はホッとして演技を続けた。
「松本、お前は俺を愛しているよな?」
水樹が振り返った瞬間、鈴木は走り出して、そのまま水樹の胸に飛び込んだ。
このあと、「愛している」と伝えるはずだ。愛していると……
「死んで」
水樹がゆっくりと倒れこんだ。腕を床につけたが耐えられずに横たわる。彼の胸から血が溢れていた。ジャージに染み込むように広がっていく。
「え?」
セリフが違う。血糊なんて聞いていない。美生は立ち位置を離れると水樹に近づき、抱き起こした。生暖かいそれは本物の血だった。
顔を上げると、見下ろしている鈴木と目が合った。
違う。
鈴木じゃない。
何度も見た顔だ。
SNSで。
冷ややかな目でこちらを睨み、包丁についた血を袖で拭っているのは、松本あかりだった。
「いましたっ」
バイトの子が叫んだ。廊下を疾走していた堀は向きを変え、ついて行くと女子トイレの1番奥の個室で鈴木が丸くなっていた。
「でかしたっ」
堀が鈴木の肩を掴んで揺らした。んん、と小さく唸る。
「寝ているみたいね。でもどうしてかしら。彼女、睡眠薬でも飲んだのかしら」
不思議な点はまだあった。衣装である制服は着ておらず、シャツとエプロンという格好になっていた。
「はあー、清々したわ」
松本あかりは包丁を置くと、袖にはけていった。
追いかけようにも水樹を抱き抱えた状態では無理だった。血は溢れ、遂には床まで流れている。美生は刺された部分に手を添えた。暖かくて気持ち悪かった。位置的に心臓だろうか、と考えていたらその手に水樹の手が重なった。
水樹さん……
ライトを眩しそうに見つめている。音はないが、照明が水樹を中心に照らしている。酒井が機転を効かせて変えたのだろう。本当に刺されているなんて美生しか気づいていない。
水樹は口を開き何か言ったが、わからない。ゴッゴッと水が溜まっているような音しかしない。顔を近づけ、口の形から読み取ろうとしてもわからない。何度も同じことを言っているようだった。
「……わかりました」
微笑んで頷くと、水樹は口を閉じ、目も閉じた。照らされている死に顔は美しかった。
本当は何て伝えたかったのかわからない。
ただ、安心して死ねるように頷いただけだった。
水樹さんが死んだらどうやって生きていけばいいんだろう。
「酷いわ。こんなのって、酷い」
今更社長に寝返るのは嫌だ。
「女の子って自分の都合しか考えていないんだから、もう」
いっそフリーとか?でも干されて終わるだけか。
「あ、もしかして私のせいなのかな……」
ああ、水樹さんが羨ましい。
羨ましい?
客席を見渡すと、沢山の顔があった。
ああ、私は何者なんだろう。
美生は微笑んだまま、水樹の体に重なるように上半身を倒れ込ませた。光が細くなって消えていくのを目の端で捉える。さすが酒井だ、美生のアドリブについていき、終わりの合図もわかってくれた。
暗い視界の中で鉄の匂いをひたすら嗅ぐ。水樹はもう冷たいかもしれないがジャージはまだ温い。私も死んでしまおうか、と意識が遠のきそうな時だった。
喝采が起こったのだ。
人々の拍手で劇場内が揺れている。スプリングの軋む音がたくさんする。スタンディングオベーションも起こっているらしい。
耳が痛くなるほどの、拍手の音。
拍手……?なんで手を叩くんだ、人が死んでいるのに。
美生は目を見開いた。やっと気づいたのだ。
観客は、私達だとー……
見開いた目に写るのは闇だった。創作のために、黒田という名前の死体をどう調理してやろうか、ここ数日ずっと考えてはみんなで劇をつくっていた。
違うのに。黒田という人間が確かにいたのに。
水樹さん。
水樹さん、水樹さん……
いくら呼んでも、死体は何も返事をしない。
瞬きを忘れ、ただひたすら闇を見る。
水樹さん、水樹さん、水樹さん。
私も、そちら側にいきたいです……
完結
喝采される死体 倉木水想 @kuraki_suisou
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