第9話 シャーニャvsエルト

どうしてこうなった?

俺達はサーネちゃんと一緒に家に向かっていたはずだ。

なのに今攻撃され、しかも攻撃してきたのはシャーニャだった。


「なんでお前なんだよシャーニャ」

「最初からお前達を殺すつもりでに近づいた。」

「最初から、、、じゃあお前にとってエリサと俺達と一緒にいた時は俺達を殺すつもりだったのか?」

「あぁそうだよ」


そう言ってシャーニャは俺に攻撃を仕掛けてきた。


「やめてくれ俺はお前と戦いたくない」

「甘いなエルト。そんなのだから私の裏切りに気付けなかった。最初怪しいと思っていても」

「確かに俺は甘いのかもしれない。その甘さでエリサを傷つけたのは事実だ だけどお前も甘いな。あの時エリサを殺すことも出来たはずだ。だけどお前は殺さなかった、それはおまえにも少なからず俺達に対して情があったてことだ。」

「そんなことは絶対にない」

シャーニャが魔法で攻撃してきた

「なぜ反撃しない」

「俺には攻撃する理由があまりない。だけどエリサに怪我をさした分を返す為にお前を殴ってやるそれでチャラだ」

「チッ!そういう所が甘いって言ってんだよ」シャーニャが草魔法を撃ってきた。

「ウインドシールド」風の盾で攻撃を防いだ

「ウインドソーダ」剣を作り出しシャーニャに攻撃した。

「クロスチェイン」草の鎖で俺を縛ってきた。

「この程度の鎖で俺を止められるかよ!風覇!」

「くっ、、、流石だよエルト私の鎖をこうも簡単に打ち破るなんてね」

「ありがとよ」

「これはどうだエルト  『グラスワールド』  」

  シャーニャが魔法を唱えた瞬間に地面いっぱいに草が広がった。なぜシャーニャは草の世界を展開した?これから何が起こる?

「なんだこれは」

「これが何かそれは私の操る草の世界、つもりこの世界でお前はただ攻撃されるだけになる。さぁ始めよう「グラスオウガウト」」

そのあと草の刃が、草の矢が、草の弾が、攻撃してきた。

それを防ごうとしたがその魔法は休む暇も無く無限に襲ってきた。

どうすればこれから抜け出せるのか?

そう考える間にも攻撃してくる。

このままだったら死ぬのも時間の問題だ。どうすれば、、、 


 それから何回もの攻撃を受け、もうあと一回攻撃を受けたら倒れるそして草魔法がエルトに襲ってきた。


その時

俺はこのまま死ぬわけにはいかない。

何のために俺はこの世界に来たんだここで死んだら前の人生と何も変わらない。

俺はここから絶対に抜け出す。


そう決意した時何処からか声がして、謎の空間に包まれた。




『フハハハ 君は面白いやつだねエルトくんいや加藤優八くん』


ここは何処だ。どうしてあいつは俺の前世の名前を知っている。


「誰だよお前なぜ俺の前世の名前を知っている?」

「当たり前だろ俺はお前の魔力の主なのだから。」


魔力の主何のことだ?


「そして俺はお前が気にいっただからお前に力を与えよう」

「待て一体これはどういうことだよ!」

「今お前のやるべきことは敵を倒すそれだけだ」

それを言ったらやつは居なくなった。



そして俺は謎の空間からあの戦場に戻った。

そして俺に矢が向かって来ている。


俺はもう立てる力もなかったはずなのに俺に膨大な力が流れてきた。

新たな力で矢を簡単に防いで、俺はこの力ならここから抜け出せる!そう思った。

(今ならあの技も使えるかも知れない)


ストレングウインド 風操 全ての攻撃を吹き飛ばせ ブロウンドウインド



 向かってきた攻撃を中心に集まった風が全て吹き飛ばした。


「どうしたんだよ!さっきまでボロボロだったはずだろちっ!こうなったら 猛攻撃極 今度こそもう終わりだ」


次はさっきまでの攻撃より数倍の攻撃が向かってきた。



「いや終わりなのはこの空間だ。『ディメンションウインドスラッシュ』この能力は次元ごと斬る技だ。この空間はもう終わりだ」




草魔法の空間ごと切り裂いた。




「さぁ最終局面だシャーニャ!」

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