読む人が脳内で即座に映画化できそうな、丁寧に描きこまれた情景。それだけに、純粋な心の揺れ動きがしっかりと響いてきます。短編で終わってしまうからこその凄みにあふれる1本。
若い世代が、苦悩しながらも自分の可能性や能力を信じて、前に進んだり困難を乗り越えたり、そんな小説が書きたいと思っています。その一方で、よくわからないものを書い…
開かずの踏切で出会う少女に想いを寄せる少年の物語。何でもない日常の中で、一日のうちたった数分の逢瀬。ほのかな想いが瑞々しく、主人公の心の動きについつい入り込んでいってしまいます。完結作ですが、…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(106文字)
作者様の描写力がすごいですね。少しも目を切れませんでした。
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