互いに名前も知らない、知っているのは在籍校だけの「踏切の君」同士の交錯。“この後二人がどうなったかは御想像にお任せします……”な感じがいいです。
あなたが書いている物語は、 あなたにしか書けない、手を加えられない、関与できない。 そして、あなたの手でしか完結させられない。 けれど、それがある事を知り…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(134文字)
読む人が脳内で即座に映画化できそうな、丁寧に描きこまれた情景。それだけに、純粋な心の揺れ動きがしっかりと響いてきます。短編で終わってしまうからこその凄みにあふれる1本。
作者様の描写力がすごいですね。少しも目を切れませんでした。
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