悪夢をみそうな不安な夜の、ちょっと怪しい処方箋。

まさに、夢幻の境をさまようような、おぼろげで美しい物語です。
気持ちよくお酒に酔って、ふかふかのベッドに寝っ転がったような、そんな後味がなんとも素敵!「不思議の世界に迷い込んだ」とはきっと、こんな感じなのかもしれません。
しかし!この小説の魅力はそれだけでないのです。
悪夢をみそうな不安な夜には、怪しげな胡蝶の探偵さんが優しく寄り添ってくれるのです。
悪夢に悩む皆さん、ぜひ一度お読みになってみませんか?

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