これは、自らに課した演技を全うした少年の物語。

想いを告げることなく、好きな人の幸せを願ってしまう。

自分は好きな人にはふさわしくないんじゃないかと、好きな気持ちが強いからこそ感じてしまう。

そうして身を引いた彼は一人部室で自分を嘲り、与えられたその役柄の通りに自らの舞台を全うした……。

心がきゅっとなる、物語。
おススメです。