第9話 血と涙と私と君とへの応援コメント
コメント失礼します。
「私」の中に芽生えた恋人への感情は、どこか人間臭さを感じました。
誰かを大切に思う心と涙。
この両者が、「私」の奥底に眠る良心に、侵し難い尊さのようなものを見せつけたのかもかもしれませんね。
余談ですが、冒頭部分の「それ以来私は長い間人を殺していません」の部分は句点を入れると読みやすくなるのではと思いました。
それと、「血と涙」のシーンの涙の解説部分ですね。少し気になったので調べてみたところ、「血漿と涙の生成過程における血球の排除は器官は違えど同じ」とでてきました。ここで台詞の意味に合点がいきましたが、私のような読解力の低い人間が読むと言葉足らずのような台詞に見受けられました。
あくまで個人の感想なので参考までにどうぞ。長文失礼しました。
これからも応援してます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
文章についてのご指摘も、とても参考になりました。
特に「血と涙」の部分の描写はこの話にとって大変重要な箇所になり、意味やニュアンスが伝わらないと勿体無いので、ご指摘いただいた内容も考慮して近日中に見直してみようかと思います。
第8話 新しい絵への応援コメント
コメント失礼します。
今回は主人公の初めて芽生えた衝動と心の内が垣間見えて興味深かったです。
「ねぇ大事なものってなに?」の一文にその全てが集約されているようで、それは幼少期の出来事が色濃く反映されているのかもしれませんね。
そして、殺害に至ったにもかかわらず、描けなかった。
最後のこの部分は「涙」というものが過去の自分と重なったせいか、はたまた血で涙は表現できない、タイトル通り「血眼」になってしまうなどと勝手に考察しています(笑)。
ネット小説ではあまり見かけない種類の作品で、純文学の中のグロテスクな雰囲気が自分には刺さったので、これからも応援させていただきます!
作者からの返信
感想投稿ありがとうございます。
はじめから、今まで、読んで下さってありがとうございます。
終わりまであと少しですので、今しばらくお付き合いいただければ嬉しいです。
編集済
第1話 血の色は赤。どこまでいっても赤。への応援コメント
こんばんは、読み合い企画から来た者です。
純文学の文調は自分はネット小説を読んできた中であまり出会わなかったので、新鮮で読んでいて面白かったです。
内容の方もあらすじを読むかぎり、どうやら裏がありそうなので今後の展開や謎の明かされ方が楽しみです。
続きが気になります!
作者からの返信
雨粒ほど数ある中から私の小説に目を通していただいてありがとうございます。
小説投稿サイトに投稿するのは初めてで、名も無い私の文章など誰にも読まれることはないとわかってはいましたが、想像以上に無数の小説から目に止まって読まれるということは難しいことだと感じていました。
読んでいて明るい気持ちになるような文章ではないですが、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
最終話 血眼への応援コメント
コメント失礼します。
救われない話でしたが、それ故に人の命の儚さや読み終わった後の余韻は、凄まじいものでした。
血と涙、そして血眼。
その全てが最終話で合わさった、話の締め方が個人的には秀逸だったと思いました。聖の中での大きな感情の揺らぎも、目を見張るものがありました。
秀逸な作品と出会えたことに感謝します。波手無 妙?さんの他の作品にも触れてみたいと思いました。
ここまで、執筆お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
男爵イモさん、連載開始からずっと読んでくださっていて、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
苦労して書いても誰にも届かない、響かないことはやはり辛いことで。リアルタイムで書いていたものではないのですが、それでもとても支えになりました。
血眼はこれでも、これまでで一番エンターテイメント性を意識して書いたもので、期待に添える同じような属性のものが書けるかわかりませんが、また新しいもの書けた際にはお付き合いいただけると幸いです。
この一年ほど行き詰まっていて、中々新しい話を書き上げることができていないのですが、また一つずつ書いていこうと思います。
本当にありがとうございました。