花の香りにむせ返る

この作品で初めて、さか柱というものを知りました。

歴史ある屋敷の奥、光を放ちながら花を咲かせる妖しの柱。
いかにも不気味な存在のそれは、いざ目の当たりにすると心惹かれる夢のような心持ちにさせられてしまいます。

むせ返るような花の香りを感じたいのなら、是非とも読んでみてはいかがでしょうか。