Dark Horse 好きなことだけで生きる人が成功する時代【要約・書評】

西村洋平

Dark Horse 好きなことだけで生きる人が成功する時代【要約・書評】

どうも。


今回紹介する本は私たちに自由な生き方のエッセンスを教えてくれます。


本のタイトル

Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代


著 トッド・ローズ、オギ・オーガス


訳 大浦千鶴子


三笠書房


あなたはこのように思ったことないですか?


「好きなことだけで生きていくなんて幻想だ!」


「人生は優秀な人が成功する」


しかし、それと同時に私たちはこのように思ってしまいます。


なおなお

「自分らしく生きる方法はないのかな?

そこで、本書は特別な才能のない一般人にも自分らしく生き、幸せになる方法を紹介しています。


本当に実現可能なのか、さっそく見ていきましょう。


本の紹介・要約

本書のポイントは次のようになります。


標準化の時代から個別化の時代になった

ダークホースは充足感を1番大切にしている

好きなことは小さなモチベーションから探す

なおなお

そもそもダークホースって?

ダークホースの元来の意味は、競走馬で誰も勝つと予想していない馬が番狂わせを起こしたときに使われる言葉です。


それにちなんで本書では個性を生かし予想外の活躍をする人のことをダークホースと呼んでいます。


しかし、著者は特別な才能がなくても誰でもダークホースになれると述べています。


さらにダークホースの生き方こそがこれからの時代の主流になるというのです。


なおなお

まさにこの時代だね!

そこで本書はダークホースの共通点や自分の個性を生かす方法を紹介しているのですが、かなり再現性のある方法であなたもダークホースになれます。


「良い成績を取って良い大学に進学し、一流企業に入る。」


そんな人生が正解とされた標準化の時代に疲れている人にピッタリの1冊です。


それでは、本書のポイントをもう少し詳しく見ていきましょう!


誰でも個性を生かせる時代になった

個性を生かすことが今後の時代のカギになる

標準化の時代から個別化の時代になった

まず、なぜダークホースたちが活躍できるようになったのでしょうか。


それは標準化された時代が終焉を迎えたからです。


標準化の時代とは一流の大学を出て、一流企業に入り出世するというのが人生の唯一の正解だった戦後以降の大量生産の時代を指します。


しかし、いまは起業家やフリーランス、そもそも出世を目指していない人たちがたくさんいます。


なので、標準化の時代は唯一の正解ではなく、一つの価値観になったのです。


もちろんサラリーマンの出世競争が自分にピッタリならそのような人生も大いにアリです。


しかし、現在は自分の個性を活かして生きていくという選択肢でも十分に幸せになれます。


なおなお

インターネットやSNSなどのテクノロジーの発展のおかげだね!

それでは個性を活かして生きている人たちはどのようなマインドで標準化の時代から抜け出せたのでしょうか?


誰もが出世競争する時代は終わった

いまは個性を活かして戦える時代になった

ダークホースは充足感を1番大切にしている


個性を生かしているダークホースたちの共通点として、充足感を大切にしていることがあげられます。


つまり、「個性を生かして成功してやる」というよりも「楽しい人生を送りたい」というモチベーションで生きているのです。


そして充足感を追い求めた後から成功がついてくると言います。


成功して充足感を味わうのではなくて、充足感が先で後から成功がついてくるのです。


ちなみに成功して幸福になるのではなく、幸福だから成功することができるとこちらの本でも紹介されています。


つまり、個性を生かしている人は成功ではなく、人生の充足を求めているのです。


なおなお

充実が成功を呼ぶのか…

そこでダークホースになるには、自分は何が好きでどのような個性があるのかを理解しなければいけません。


本書ではこのような前提をもとに成功したダークホースたちのルールをたくさん紹介しています。


そこで今回はその一つである好きなことを見つける方法を紹介します。


ダークホースは充足感を求めて仕事をしている

充足感こそが成功を呼び起こす

好きなことは小さなモチベーションから探す

自分の好きなことをどのように探せばよいのでしょうか?


本書では小さなモチベーションから探すべきだと述べられています。


なおなお

どういうこと?

つまり、興味のあるものから手を着けてみようということですね。


私みたいに本が好きなら書評ブログを書いてみたりすると案外仕事になるのかもしれません。


たとえ1つの興味がダメでも何度も挑戦し続ければ良いのです。


何個か手を付けて1つ自分に合っているのを見つけることができれば大成功です。


何でも構わないので興味があることに挑戦してみることがダークホースへの道なのです。


ちょっとしたことが思いがけない結果になるかもしれませんよ。


なので、自分の燃えたぎる情熱を探さなくても、少しずつ情熱を育ていけばよいのです。


小さなことから挑戦していきましょうね。


自分の小さな興味から情熱を育てていこう!


まとめ あなたの個性は何ですか?

いかがだったでしょうか。


本書を読むことで、大量生産の時代から型破りな成功を収めることができます。


そのためには自分は何が好きでどのような特徴があるのかを知っておかなければいけません。


しかし、自分の好きなことを見つけた瞬間にあなたはダークホースへの道を歩めるでしょう。


みんなが同じ成功を求める必要はないのです。


自分だけの充実した人生を送りましょうね。


ということで今回は以上になります。


それでは、また!


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