このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（176文字）

作品自体は一話限りでとても短く、サクッと読めます
会話文、地の文もとても読みやすく登場人物も三人と少なめです
しかし書かれた内容は素晴らしいもので、読んだあとに｢それっていいものだな｣と感じることでしょう
是非読まれることをおすすめします

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（315文字）

生きていく上でほとんどの人が抗えない、加齢に伴う変化。それをきっかけにして起こる小さな物語を読み進める時、私たちは語り手と一緒になって、ヒヤヒヤした心持ちになることでしょう。

でも、この短くて小さな世界を描いたお話を読み終えた時、「ああ、よかったな」と思えてきます。
青い瞳が希望に変わる。今、その瞳を持つ人にも。いずれそうなるかもしれない人にとっても。
そんな暖かな温度を感じるお話でした。