登場人物が本当に生きて動いてるかのような物語

よくある異世界ファンタジーでは精々主人公とその周辺くらいしか描写されません。
言ってみればそれがその作者の限界というか、視野です。

それに比べてこの物語を描いている作者はとても視野が広い。
主人公とその周辺どころか、現状主人公とは関わりのない人物でさえ細かに描写されてます。
それら現状主人公とは関わりのない人物が思惑を持って動いていて、それと並行して主人公も動いている。

別々に動いている主人公と、その他の登場人物。
そう遠くない内に彼らが邂逅し、新たな物語が始まるのだろうという期待感があります。

その他のおすすめレビュー

@yorugataさんの他のおすすめレビュー19