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概要
う~ん。これは中々のボリュームですね!
「貴方が持ってきた知識は私達の世界では「禁書指定技術」として扱われます。それを好き勝手に使われてしまうと、世界の秩序が壊れてしまいかねないんですよねぇ」と、いうわけである。
「う~ん。これは中々のボリュームですね!」と僕は言った。
目の前にある机の上には分厚い本が置かれており表紙を捲るとそこには「中世ヨーロッパ時代における騎士の役割と地位について」「世界における魔術と魔法の立ち位置と利用価値について」「世界の四大文明における古代人の宗教観や考え方の変遷」などなどの、とにかくありがたいお話が載っている。
まさに「歴史オタク」である僕にとっては夢の様な本であるのだが――この世界はどうもそうではないらしく、僕の持つ「知識チート能力」はあまり歓迎されてはいない様子だ。
というのも僕が持ち込んだ
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