長編「ホラー」が好きな人がハマること間違いなしの「現代ファンタジー」!

 この物語は「カレー」のお話です!といっても思わず納得してしまいそうな「カレー」大好き主人公の「SF小説」です。

 ま、最初、読み始めると「ありがちな異世界行き?」と思いますよ。思います。だって、そういう風に「作者」が意図的に書いてくるですもの。でも「このSF小説」は一味違います。

 主人公が踏み入れた「異世界?」に漂う「不気味な違和感」、そして、「不気味な現実世界」との一致項目。この2つの糸が絡み合って「物語の下地」を作り上げていくのです。そして「徐々に出来上がって」明らかになっていく「不気味な世界」。そして、得も言われぬ恐怖。

 そうです、これ、私、130話近くまで読んでて気がついたんですけど「ホラー」なんですよ。「現代ファンタジー」というより「ホラー」。長編「ホラー」が好きな読者が大好物な「世界の広げ方」をするホラーなんです!

 私は、このレビューで強く言いたい!この小説のタグに「ホラー」をつけてくれと!

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