平時はうっすら疎まれてる偏屈おじさんの輝く瞬間

 突如発生した殺人パイナップル(!?)の脅威に立ち向かう、少年と「アルバートおじさん」のお話。

 物語そのものは至ってシンプル、まごうことなきモンスター・パニックもの、なのですけれど。
 もう本当、とにかくアルバートおじさんが格好いい!

 作中にも出てくる形容の通り、まさに「ワンマン・アーミー」というべき大活躍。
 平時は世間から変わり者扱いされている人が、でも有事の際にその真の実力を発揮する。この構図がもう気持ちよくって最高です。

 このわかりやすさというか、アクション娯楽作品としての徹底っぷりが大好き。
 モンスター・パニックものらしいちょっとチープな設定も含めて、本当に頭を空っぽにして楽しめる作品でした。