第2話 神はいる、世界はいつだって最高だ
「海斗! それじゃあ、はじめるよ♡」
そういうと、水瀬は俺の下半身に手を伸ばしてきた。水瀬の言葉では言い表せないくらいの慣れた手使いが俺を刺激する。
「海斗は結構大きいほうなんですね♡
私、おっきければ大きいほど好きなのでうれしいです!」そう言って水瀬は続けた。「俺は大きいんだな、あっ!」普段から異性と話さない俺がそんなこと分かるはずもない。まずい、勢いに任せてしまったが、これ以上水瀬の勢いに任せるのはまずい。幸い俺たちの他に誰かいるが来る様子はないがいつ来るかはわからない。「み、水瀬! もうやめようぜ、嬉しいけど…」そういって立ちあがろうとしたところ体が動かない。「あ、あれ!」
「やっときづきましたか! 海斗と最初にキスしたあととき、ある薬を口移しさせていただきました。」「なっ!なんだって!」単純な俺は初めてのキスに夢中で気が付かなかったらしい。「人にもよるそうですが、10分ほどうごけなくなるみたいです。海斗からの動けないのは残念ですが、今回は私が積極的にリードしましょう♡」そう話ながらも水瀬は手を動かし続けた。この絶妙な力加減といい何もかもが完璧だ。妖艶などと言われていたらしいが今なら理解できる気がする。「それじゃあ、少し本気出させていただきますよ、」
そういうと、水瀬はスピードを早めた。「あっ!」やばいやばい、10分もしないうちに力尽きてしまいそうだ。こいつ多分結構慣れてる。
しばらくすると、水瀬は俺の首筋、耳の先と順番にキスをし始めた。水瀬が俺の耳の先をキスし始めたときだ、俺はあまりの気持ちよさにからだを「ビクッン」とやってしまった。「海斗はココが弱いんですね♡」っと耳への集中攻撃となった。「私は、舌づかいにはものすごい自信があるんですよ♡」そういって「ベェー」と出す舌は一般より長いように見える。あー まずいこの水瀬の顔エロくてもう力尽きそう。「水瀬! 俺…もう…」それを聞いた水瀬は早めていたスピードを減速した。「ッ!」さっきまで早かったスピードが急に遅くなって体が俺の意志に反してのけぞってしまった。
「気持ちいんじゃないですか? 海斗♡
でも、まだイかせませんよ♡」
—冴えない俺と隣のクラスの金髪ハーフがセフレになる話— 旭川 @Asagohann
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