絶対に忘れたくないことは石に刻むのよ。文字ではなく心で――。

文明が発達していない古代に迷い込んだ青年。
築き上げたものも、大切な人の生きた証も、一瞬で消えてしまう。
儚くて切なくて、夢みたいな出来事。
だからこそ最後の言葉が、美しいです。

例え、そこにあった出来事が、石1つだけだったとしても。