この想い、どうしたらいいですかっ

みお

第1話

 猫の手も借りたいほど、忙しいときってあるよね。


最近、仕事に追われすぎて、趣味の時間すらない日々。


そんなとき、目の前に現れた人が彼、桐人(きりと)。


桐人との出会いは、こんな感じだったの。


ある日、友達で飲みに行ってたとき。


その飲み仲間の中に桐人はいた。


桐人は、おとなしい静かなタイプで、みんなの前で話すってことはほとんどなかった。


隅っこで、静かにしている桐人。


そんな彼をみて、なんか少しずつ気になりだしたんよね。


「これ、食べます?」


サラダをトングで掴んで、桐人を見て声をかける。


「あ、ありがとうございます」


彼は大人しげにペコリと頭を下げた。


そこから、仕事の話や好きなものの話、趣味の話などをして、いつのまにかお開きになった。


そこで、連絡先を交換して、家に帰った後でLINEしてみた。


「今日はありがとうございました!


とても楽しかったですね!」


「こちらこそ、ありがとうございました。


今度は2人でご飯でも行きましょう!」


大人しげな桐人からまさかの誘いが!!


これはいくしかない。


しかし、私は明日から大規模な事業をしなければいけなくて、土日も休めそうにない。


悲しすぎる。


こんなとき、猫の手も借りて、もはや、猫に分身として仕事やってほしいと思ってしまう。


にゃー


仕事と恋の両立は難しいのかなぁと思った夜だった。



筆者の戯言


今回は一人称で書いてみました。


やっぱり、恋愛はむずい。


あえて、今度、ガッツリ恋愛を書いてみるかなぁ。


でも、歴史枠のほうがみんな嬉しいかな?

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この想い、どうしたらいいですかっ みお @mioyukawada

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