意味不明な内容ですが、猫の手を借りた結果ということで。
夕日ゆうや
ネコとキーボードと!
「ニャーン」
忙しいときに限って俺のキーボードの上に乗り込んでくるネコのタマ。
そのままキーボードの上をある――
かはなちないあいtかいかまmたなあかああなかかあっかあおあいあj
「待って。適当な文字列をうたないでくれ。これじゃ今日締め切りのコンテストに間に合わないよ」
俺はカクヨムというWEB小説投降サイトに小説を投降している。その名も『夕日ゆうや』。
ここに来て六年目。
様々な事柄を乗り越えてここまできた。
あと少し。あと少しで何かがつかめる気がしている。
そんなおり、買い始めたネコがパソコンのキーボードの上を踊っている。
猫の手も借りたいくらい忙しいときに限ってタマは、がじゃいあちかたかktか
となっている。
まったく、誰がこんな小説をあいじゃいあははんああいかktかkたいい
これじゃ、小説にじゃかおちああうつあじゃjかkたお
ええい。俺はキーボードを持ち上げ、高いところに置く。そして小説の続きを書く。
と、今度は甘えてきたタマが俺の腕に絡みついてくる。
執筆しづらい。
ただでさえ、高いところにキーボードを持ってきたのだ。
辛い。
なんでこんなことになっているんだ。
タマを飼い始めてからろくな目に遭っていない気がする。
いや、いかん。こっちのエゴで飼い始めたんだ。それをタマのせいにしてはいけない。
jかじゃななかかじゃうあうあいあいっふぉおどどおどr
しまった。キーボードを落としてしまった。
それに驚いたのか、タマはすさまじい勢いでその場を離れる。
ようやく落ち着いたと思ったら、何の手違いか、投稿してしまっているではないか。
これが猫の手を借りた結果だというのか。
意味不明な内容ですが、猫の手を借りた結果ということで。 夕日ゆうや @PT03wing
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます