このお話は史実である…かもしれない。

 詳しい内容は本編を御一読頂くして、実際の歴史の中には、このお話で語られるような出来事が数多くあったと言います。

 そこにはきっと数えきれない程の悲劇があった事でしょう。

 このお話はフィクションであり、登場する2人の少女はあくまで想像の産物ですが、実際の歴史には、この少女達は数多く存在していたのかもしれません。

 切なさと共に、そんな想像をさせられる作品でした。