出会いと別れ
Azu Kian
第0話「彼女と出会って」
噴火の傷跡が
どこそこの海戦で
地方の緊張が
今から思えば無駄で無謀な事だったかもしれないが、何かしないと
「おにぎり有りますよ食べて下さいね」
港と沖を往復していると陸地にいても揺れている感じがするので、食事を
「薬ないかな頭がクラクラしてるんだけど」
「
船酔いする人が多いらしく準備よくポケットから薬を出してくれる。彼女と初めて話したのはこの時だ。
「ありがと、360度回る体感ゲームより
「あれって酔う間もなく
誰かに呼ばれて
沖合の大きな船からボートに乗り移って港に戻ろうと準備していると、上から
何だろうと顔を上げてみて漁船が近づいて来ていたのに気が付いた。
「お弁当の差し入れです。飲み物も持ってきました」
薬をくれた
弁当を上に運ぶのを手伝ってから戻ろうかと立ち上がると、
「すぐに陸にもどれ!船団がこちらに近づいている」
作業していた人達が船を降りはじめた。僕は彼女に向かって叫ぼうとしたが、ボートごと
彼女はどうしたろう
つかんで引っ張ると彼女だ運がいい!まだ浮かんでいるボートに向って泳ぐ、ここから離れないと助けられない。
この辺りまでしか記憶が無い、
気が付くと見知らぬ所だった。彼女と二人の無事を喜びあったが、意図せぬ
ここから僕らの新たな日々が始まった。ここが、どこの
〈この
☆
☆☆
☆☆☆
本作に登場した二人の名前とその後が少しあかされてます。
関連作「ようこそ我が艦隊へ!新入生の皆さん宇宙実習の時間ですよ」
出会いと別れ Azu Kian @sencyo
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