異世界で学院前にハンバーガー屋さんを開いて大金持ち
鯵の閉まり
第1話
「魔石用意してもらっていいかな?」
「はいっ了解しました、数の方は?」
「これで買えるくらいで」
「かしこまりました」
少女にそう伝えて、俺の店を眺める
実は俺異世界転生したんだよね....
「あなたは、死にました」
なんか、前に天使の羽を付けている変な女性がいた
怪しすぎる、俺どこかの宗教に拉致されたのか?
「いや、あんた誰よ」
なんの変哲もなくそんなことを言われても困る。
「私はあなたたちの世界では神?というものです」
「神だ?......」
「まぁあなたは死んだんです......そして実は地獄、天国というものはありません、みんな異世界転生するというのが世の常です」
「はぁ......」
ナニヲイッテルダ
「その先でのステータス、装備などが前世での行いによって変わるんです」
「つまり、天国と地獄みたいなものはあるんだな」
「はい、しかしあまりの極悪人には魔王の配下などがありますが......」
「あれ、極悪人ってくるの?ここ天国では?」
「はぁ.......」
彼女は何故か呆れていた
あれ、俺変なことなんか言った?
「さっき私天国と地獄がないって言ったんですが.....馬鹿ですか?」
「あっ.......すいません」
なるほど.......いや、流石にここ天国では?ってか雲の上だし
「まぁ、可愛いとも思ったので転生先では少しいいスキルを付与しておきますね」
「おおぉ!ありがとう!」
「では........」
そして、意識が途絶えて.......
3年後いまここにいるわけだ
そしてそのスキルは、料理スキルだった。
くそっ!チートかと思ったじゃねーか!
そして、今前世での大学生の生活を思い出し、学院の前で飯屋を開くことにした。
パンに肉、野菜、チーズはあるらしいのでよしと思い、今日に至る。
前世でのマッツや、トスバーガーなどより、どちらかというと自作らしく、シャキッとした新鮮さで勝負したい。
水々しく、美味しいハンバーガーが1番である。
「魔石買ってきました!」
「おぉお前か、ありがとうご苦労様」
荷台にたくさんの魔石が積んである。
これに火属性の魔法を付与すると、火が発生し、パティーを焼くことができる
よしこれで材料は完成だな
一昨日、野菜の買い出しとついでに、お肉の選別に行った。
お肉は、奮発して少しお高いものを買ってしまった。
そして昨日はバンズ作りに励んでいたのだ。
なので今日で材料が全て揃っているというわけだ。
「よしっ、じゃあ始めるか!」
とは言っても研究段階だがこの神様?みたいなやつからもらった料理スキルは大体一回目で最高の料理ができてしまう。
魔石の上に熱伝導板を置き、その上にフライパンんみたいなものを置いた。
俺が徐々に魔力を送ると魔石が反応してどんどんと熱くなっていく。
そこに、パティとなる肉を置きジュージューと焼いた。
真っ赤な肉色から、美味しそうな焼き色がついていくそしてその香ばしい香りにつられ従業員として雇うつもりの人らが集まってきた
お肉の香りだけでもご飯が何杯もいけそうだ。
そして、お肉を焼いている間に素早くバンズと野菜を用意する。
水々しくて新鮮なレタスをバンズの上に敷いた。
パティーを焼きすぎない程度にして、「ジュージュー」となったのをレタスの上にのした。
その上にトマト、チーズをのせる。チーズは少し焼いたほうが蕩けてて美味しいだろう。
その上にデミグラスソースをかけて
トッピングで卵なんてどうだろうか。
そして完成したのが、自分では異世界の材料で作った異世界ハンバーガーと名乗りたいが、普通にハンバーガーにしておこう。
そして、お皿にポテトを添えて。
完成だ。
「できた!」
簡単だが、それがまたいいこんなに美味しそうで簡単なものなんて至高の極みではないだろうか。
「では............」
ゴクッと唾を飲み込むほど、美味しそうに見えた。
あっちの世界が懐かしく感じられる。
「ハムッ」
「んっ.......!美味しい!」
さすがだ、料理スキルのこともあってパティーの火加減が絶妙に良くて、お肉が柔らかすぎるハンバーガーだ。
そして、シャキシャキしたレタスにとろとろのチーズ、次から次へと良いところが、俺の舌に襲いかかる。
「これは傑作だ、」
そして俺はその完成品を、商品化するために他にもメニューを作った。
そして俺はついにハンバーガー屋を開いた。
学院の前とに建てたいうわけだが......何故学院の前かというと
ふふっ、ここの学院はな剣士などの運動を要する人らの学院なんだ。
つまり.......分かるだろう?
大人気確定ということだ........いひひひひ
おっと、前世での気持ち悪い笑い方が出てしまった。
「お兄さん!それ一つ!」
おっと、早速客のようだ。
案の定、この学院の制服の子......つまり生徒というわけだな
「はいよぉー!」
俺は、作り置きの一つ目に手を触りこれから始まる生活に夢を膨らました。
じゃあな!俺はこれから忙しくなるから紹介してる暇ない!
君も異世界に来たら是非来てくれよな!
彼が客に目を向けると、沢山の人だかりができていた。
異世界で学院前にハンバーガー屋さんを開いて大金持ち 鯵の閉まり @ajikou
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