幸せな夢が踏まれたあとから

レズビアンであることを隠している高校生の幸花は、世間が同性愛に向けるバッシングや、男性から向けられる視線に悩んでいた。
そんな折、不審な男性に絡まれていたところを助けてくれたところを、美琴という年上の女性に助けられる。
美琴も女性を愛すると知った幸花は、すぐに彼女へ惹かれていき――。

そして美琴には、幸花には言えない過去があった。

百百百百様さま発行のアンソロジー『運命よ、そこのけそこのけ作家が通る』に寄稿した作品です。