第58話 【閑話】 エピローグのおまけ
「そして姫様はバラの咲き乱れる塔の中で一人、静かに目を閉じて眠り続けているのです。おしまい」
「えーー、それで終わりなの?ママ、眠り姫がかわいそうだよ」
「そうだよ、王子さまは助けてあげないの?」
「王子様ねえ……でも大丈夫。眠り姫には続きがあるのよ」
「話して!話して!」
「実は姫様は長い長い夢を見ていたの」
「どんな夢?」
「それは楽しい夢よ。でもその話はまた今度ね。さあ、今日はもう寝なさい」
「えー」
「ちゃんと寝た子にはまた話してあげますよ」
「はーい」
むかしむかし、あるところに
バラの咲き乱れる塔の中で眠り続けるお姫様がいました。
お姫様はどんな夢をみていたのでしょう。
その夢の続きはきっと……。
――――――
ここまで読んでくださってありがとうございます。
完結というには書ききれてないことが多すぎる気もするので、もう少し続きを書くつもり。ただ、ちょっと方向を定めるために10話くらい書き貯めておきたいので、しばらく更新をお休みします。
早ければ9月中に、遅くとも10月のはじめには更新再開できるように頑張りたいと思います。
今回、ちょうどコンテストがあったので参加しています。読者選考アリなので、書籍化は無理としても中間突破してくれるといいなあ。
ここまでもたくさんの方にフォローと★を頂いて、感謝、感謝です。
コメントもありがとうございます。
はじめましての方も適当に何か一言残してくれると、お返事できるのでとても嬉しいです。
あの、SNSとかは怖くてエゴサは絶対しないので、もしかどこかで紹介してくださっても気付かないです。すみません。良かったら近況ノートかどこかにコメントくだされば見に行きますので……💕
このページは蛇足なので、後日たぶん下げると思います。
それでは!
再開したときにはまた、見に来てね~٩( ᐛ )و
安佐ゆう
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塔に幽閉された婚約破棄令嬢は、いつか自由になることを夢見ながら眠りにつきました。……のはずが幽体離脱して好きなところに行けるように! 安佐ゆう @you345
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