希望を抱きながら、生きていく。

僕も震災の被害を直接受けたわけではありません。甚大な被害に見舞われた東北に住んでいたわけでもありません。当時の記憶は不鮮明で、よく覚えていません。ちんけな頭を働かせても、被害に見舞われた方々の絶望は想像することができません。
だからといって黙ってもいられず、僕も何かできることをしなければいけないと思いました。この悲劇を風化させず、後世に伝えることの重要性を、この作品から学びました。二人が固い約束を交わしたように、僕らも何か希望を見出だしながら今を生きていかなければいけないと教えられました。

こうやって作品を通して語り継ぎ、人の悲しみに寄り添うことができる作者様は、本当に温かくて寛大な心を持った素敵な方だと思います。偉大な心に尊敬致します。

素敵な作品を読ませてくださりありがとうございました。