VS 推し活(ぎ)

ぎざ

推し活(ぎ)

 こんにちは。

 KAC2022の2回目のお題は「推し活」です。


 いやぁ。

 フィクションだと僕はちょっと書きづらいお題でした。

 僕の不定期エッセイ、ぎざ曜日で取り扱うことにします。


「推し」とは、僕もやっと最近使い始めたくらいのまあまあ新しい言葉ですね。

「好きな芸能人やキャラクター」を「推し」と呼び、それらを応援することを「推し活」と呼ぶようです。ははぁ。


 僕個人的には、「推し」はいますが、あまり「推し活」はしていません。CDを買ったり、番組を見たりはしますが、ライブに行くのはあまりしません。出不精だし、さわがしいのも得意ではないのです。

 実際に会いに行かなくても、CDや番組で見るだけで満足なのです。


 が、「推し活」は目に見える「活動」ばかりではないと思います。

 僕は心に「推し」を想うことで月曜日だろうが連勤だろうが休日出勤だろうが乗り切っています。

「推し」を心に想うだけでそれはもう「推し活」なのだと声を大にして言いたい。


 その「推し活」の敵は何か! VS 推し活なので。

 それは、「忙しさ」「余裕のなさ」「体調を崩すこと」などです。


 僕は年末年始、これでした。

 もう、忙しすぎて、心に余裕がありませんでした。

 体調を崩していたことにも気付かず、「死にたさ」と戦っていました。本当につらいとき、寄り添ってくれたらありがたい「推し」の存在を忘れていました。本当に余裕がないときというと、「自分の好きなこと」を思い出せなくなっています。


 好きな音楽、好きな本、好きな番組、好きな動画、好きな食べ物、好きな映画、好きな休日の過ごし方、好きなストレス解消術。

 上記の「自分なら知ってて当たり前」なこと、すべて思い出せませんでした。帰ってから音楽を聞くのすら、テレビを点けることすら、食べ物を食べることすら疲れから面倒になり、ベッドに倒れて寝、起きて風呂に入って出勤、みたいな日々を過ごしていました。


 あまりにやつれていて、「趣味とかないの?」と友達に聞かれて何も思い出せなかったときに、「あ、これやばいな自分」と思いました。


 楽しいことをするのには「心の余裕」が必要なんだと思いましたよ。

 楽しいことを考えるのには、「体調の良さ」が必要なんだとも。


 僕はカクヨム内に「推し作家」さんがいます。みんな応援しているので、これももちろん「推し活」と言えると思います。

 ただ、「推し作家」さんみんなをきちんと「推し活」できているかと言うと、全部読んで「いいね」を押せたらいいのですが、読み切れていないのがほとんどという有様です。心の中で応援しているのです!


 その心の中の応援というカタチでは、作家さんたちには気付いてもらえないよなぁ、とは思うのですが、それが今の僕の「推し活」の精一杯であります。すみませぬ。


 応援をするのに無理はしてはいけない。頑張りすぎはよくないなぁと思うのです。



 体調が悪いとき、憂鬱なときは、「推し」に助けてもらおう。

 体調が良くなったとき、元気を分けてあげたいときに、「推し」を応援しよう。



 この二行が、僕が伝えたい言葉でした。



 支離滅裂になりましたが、この二行を胸に、体調に余裕ができたときに、応援に行こうと思います。

 小説を書いている側からすると、読んでもらえるだけでめちゃくちゃ頑張れる。ということを知っているからこそ、読みに行きたい。


 まぁでもその、読めるときに読みます。

 モットーは、がんばらない。なのです。

 死ぬくらいなら、辛いと思うことから距離を置くことにしました。少しだけ、前向きになりました。ふふふ。


 今年は、書く時間と読む時間を増やすために、転職をすることにしたのです。楽しいことをするために、できること。まだ僕にもできることがある。「死ぬ」選択肢を選ぶのは、最後の最後だよなぁ、と。心の余裕を少し取り戻したので、見える選択肢の幅が広がった気がします。



 さて、今日もがんばりました。

 ちゃんとKAC20222も書きましたし。


 今月はKACもそうですが、他にも何作品か書いているので、ひいひい言いながら、体調第一でやっていきたいと思います。

 近況ノートを月イチくらいで書きたい。

 それも今月の目標にします。

 今月の近況ノート、書かねば……!


 そんな感じで、今月もよろしくお願い致します。



 ではでは、またいつかのぎざ曜日でお会いしましょう。

 みんなの「推し活」に乾杯!

 みんなの「がんばり」に乾杯!!

 ぎざ曜日は、皆さんの月曜日を応援しています。



 それでは、おやすみなさい。

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