WEB読書の推し活

天柳李海

好きな気持ちは抑えられないものです

WEBでオリジナル小説を公開しておりますが、結構な年数が経ってます。

自分の創作物を人様に読んでもらって、あまつさえ感想とか頂ける。

ネットの世界は本当にありがたいことだなって思います。


好み過ぎて忘れられないお話、沢山出会いました。

もう一度読みたいけど、残念ながら作者様がサイトを閉鎖して、読めないお話もある……。

ここがネットでは辛い所。あ~読みたいよ~。


ええと、作者様に感想を伝えたり、評価(ポイントや星など)を入れるのが、読者としての応援であり、まさに『推す』活動だなあって思います。

ガンガンレビューを書いている方は、本当にそうだと思う。


けれど私は、応援したい気持ちはあるのですが、文章にするのが苦手です。

要領よく言葉を連ねるのができないんだろうなあ。

子供の頃、夏休みの宿題。読書感想文が死ぬほど嫌でした。

それは現在も変わりません。残念なことに。


後は感想って、緊張しますよね。

小説の解釈が作者様の意図していたことからずれていたら……。

読解力なくてごめんなさい~っていう経験もあるので。

それを思うと言葉が続かないのです。

(コメント欄、そっ閉じ)


けれどそんな私でも、心が震えて仕方がない作品に出会った時。

それらの気持ちが吹き飛びます。

そして、とある衝動に駆られるのです。


『――描きたい』と。



そう。私は『推し』に出会うと描かずにはいられなくなるのです。

私の『推し活』はファンアートを描くことなのです。


どうしてもこのキャラを絵にしてみたい。好きなので寧ろ描かせて。いや描きたい! ええい描いてしまえ……フフフ……(やめれ。誰か止めて)


好きという気持ちを絵に込めて、作者様へ献上(……思わず描いてしまったのですが、なんて表向きは言いながらも)それこそバレンタインのチョコレートのように、この気持ちを受け取って下さい!って、半ば押し付けて……。

作品への愛を表現するのでした。



単に言葉で書くのが恥ずかしいのかもしれません。

イラストだとこのキャラが好きなんです~~って言葉にしなくていいですからね。

描いちゃった~あはは(照れ笑い)みたいな。

ただお贈りする方は、ファンアートに対して、寛容だと思える作者様限定になってしまいます。ただでさえ自分の一方的なイメージの押し付けなものですから。はい。


現在はちょっと目の調子が悪くなってきたので、絵を描くことから遠のいていますが、心が震えるお話に出会ってしまったら、きっと私は描かずにはいられないでしょう。

あ、今更ですが画力云々はご容赦の程を(滝汗)。


できればレビューのように、ファンアートがささやかながら、小説の宣伝等になれば一番良いなあって思いますが。

でもこれがきっかけで作者の方と交流させて頂いたり、私の作品の方も読んで下さったりして、創作の励みになっております。


推し(作品&キャラ)の愛は、自分でも驚くほどの力が湧く時があります。

仕事続いてへろへろでも、いつの間にか描いていたり。

あ~二次創作に似ているのかもしれません。(いや二次創作です)


これは例えばの話ですが、ご依頼を受けて小説の表紙絵を描かせて頂くという場合。

駄目なんですよ……。これが本当に。

作者様のイメージを頂戴して絵にしようとするんですけど。きっと描けない。

世のイラストレーターさん達は本当に絵を描くことがお好きだから、こういう仕事ができるのだと思う。

私は自分が「描きたい」と「思ったもの」しか描けないのです。


ということで、ファンアートも生産コストが高いというか。

(単に私のやる気と画力の都合ですが)

カクヨムでは応援♡や★という、使い勝手の良いツールがありますので、活用させて頂いて、WEB読書の『推し活』に励みたいと思います。


最後に、過去の近況ノートでアップしているファンアートのリンクを置いときます。

よろしければご覧下さい。


【かがみ透様】

「ヴァルプルギスの夜に逢おう」より

https://kakuyomu.jp/users/shipswheel/news/16816700426019418107


【黒須友香様】

「コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活」より

https://kakuyomu.jp/users/shipswheel/news/16816700427854975178



今後も素敵作品に出会えることを夢見ながら、ファンアートを描けたらいいなと思います。

まずは、仕事の量が減って欲しいなあ……。

あ、ぼやいてしまった。



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