幻想的だったり壮大な世界観がお好きな方におすすめです

 壮大な感じです。

 エピソードが進むときに「年代記」の一説を読ませてくれます。本当に個人的な趣味で言うのですが、こういうの好き。

 序盤だけ読んでの感想になりますが、世界を統べる王の一人、「民の王」「闇の王」テネブラエさんが序盤の主人公っぽい雰囲気でした。
 銀色の巨大な狼フェンリルさんも出てきます。可愛いです。

 三人称でかっちりとした王道感を感じさせてくれる地の文→一人称でくだけた感じでライトにしてくれる心情やセリフ、みたいにギャップでも楽しませてくれます。

 地名やキャラ名、種族名など、世界観にわくわくできます。ファンタジーがお好きな方におすすめです。