たかが詩じゃないか
詩音 悠
『挽歌 〜亡き母に捧げる〜』
いつも感じてる
あなたの優しい眼差しを
見上げる青空 雲の波間に
あなたの笑顔が浮かぶ
僕に抱かれて微笑みながら
天に召された あなたを想う
奇跡なんて起こらなかった
命の儚さ教えられたよ
悲しいあの日を忘れない
愛は惜しみなく
与えるものと知ったんだ
あなたはいつでも愛に溢れて
心を癒してくれた
道に迷って怯える僕の
背中を撫でて教えてくれた
我慢せずに泣いていいのよ
優しい言葉が祈りのように
聞こえたあの日を忘れない
心ゆらす歌
あなたがいつも歌ってた
時々一人で口ずさんでる
瞳が涙でにじむ
窓から見える景色の中に
遠い昔の二人が見える
流れる雲 風の囁き
夕陽を背に受け手と手を繋ぎ
歩いたあの日を忘れない
たかが詩じゃないか 詩音 悠 @special12
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