人物 石田亮平編
石田亮平(いしだ りょうへい) 男 1973年9月7日生まれ A型
元傭兵。
静岡県静岡市出身で、両親は彼が17歳の頃に交通事故で他界。高校卒業するまでは叔父の家に居候するも、卒業してからは就職も進学もせず、日雇いバイトで金を貯める。
叔父夫婦は良くしてくれたが、彼の心を埋められず孤独の行くままに日本を出る。
三年間程東南アジアを放浪し、その間に銃の扱いを覚えた。
22歳の時。東欧方面に向かう際、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争に巻き込まれ、否応なしに傭兵活動を開始することになる。
その後、シエラレオネ内戦に参加した記録が残っているが、各地の紛争地域・傭兵グループを転々としていた。
混沌や暴力が満ちる紛争地帯では珍しく、正常に寄った思考を持ち合わせ略奪や暴行を働かないでいた。
弱者へは優しく物資を分けるボランティア活動もしていたが、敵対する組織に属する人間への拷問などには参加しており、決して聖人君主ではない事が伺える。
最後の傭兵活動としては、2020年中南米の小国バルベルデ共和国のクーデター。
――傭兵としての石田の記録は、そこから途切れている。
(戦闘理由「考える暇」まで)
赤沼浩史シリーズ 設定用語集 タヌキ @jgsdf
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