企画より

厳しく批評して企画主催者です。ですので、方便や断りといった遠慮の類は全て省かせていただきますので事前にご了承ください。

第一話より

その魔王も、この魔界を君主もいうわけではなく昔からの習わしとして「お前ちょっと行ってこいよ」と言った気楽さで人間界に出張している形で魔界にとっては正直どうでも良い部分ではある。

ここの部分がちょっとよくわかりませんね。誤字脱字とは思いますが。

「え? あ、出席するのですね!? いや、良かった。あの後他の領主様達からお小言を頂きま「我は人間界に行くぞ」してってはいぃ!?」

見やすさ的にはこっちのほうがいいですね。二重括弧はちょっと見づらいかと。

「え? あ、出席するのですね!? いや、良かった。あの後他の領主様達からお小言を頂きま――」
「我は人間界に行くぞ」
「――してってはいぃ!?」

第6話より

「大丈夫です。……責任だと?笑わせるな。災害に責任も何もあるものか」


 後半の呟きは兵士の耳には届かない。

……で区切っていることはわかるのですがこれだけではどれだけの時間経過があるのかわかりかねますのでこのように分割したほうがわかりやすいかと。

「大丈夫です。」
 ローヤーは兵たちに笑顔で会釈した後に協会の入り口へと向かう。
「……責任だと?笑わせるな。災害に責任も何もあるものか」
 後半の呟きは兵士の耳には届かない。



会話のテンポ感は軽快でいいですね。当方とは違い無駄な文がなくて読みやすいです。てかめっちゃ面白いです。
こういったシンプルで面白い設定や皮肉の聞いた展開、セリフ回しは私の苦手としているところなので非常に羨ましい限りです。
クオリティに対して評価が追いついていませんね。少なくともコミカライズされている作品群と同程度には面白いので誇っていいと思います。