よろず屋うろん堂　　〜古びた眼鏡〜

ただいま連載している「よろず屋うろん堂」より、短編で一話カクヨムコン用に切り取りました。最終日なのに・・・・。


どこかに存在している『よろず屋うろん堂』女店主は言う。

ここは、よろずのものを取り揃えてはおりますが、それをあたな様にお売りするかどうかは、こちらで決めさせていただきます。いえね、その物があなた様のところへ行きたいかどうかが一番大切ですので。ですから、その物があなた様のところへ行きたいと申さねば、決してお売りすることはできません。そのあたりご了承いただけましたらば、ぜひお店の中を覗いて行ってやってくださいな。

と。


本編は短編集のような感じで始まり、そこから第一作品が生まれるという、作者もあまりよくわかってないミステリーです。