苦しくてたまらない。つらくてたまらない。そんな日々を送っている時に、ふと何かに救われる。そうして救われた人は、また次の人に救いを渡す。渡された人はまた次の人に救いを渡して……そうして続いていく救いの連鎖があると、私は考えています。この作品はまさにその救いの連鎖を描いた作品です。ですので非常に共感できました。もしそうした救いの連鎖というものに思い当たる節がない人は、ぜひこの作品読んでください。救いの連鎖がどういうものか、とてもよく味わえる作品ですから。
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