お知らせ+あとがき

 アルファポリスさんで、現代版の続編の漫画を連載中です。(公式じゃなくて、投稿漫画の方です)

 「伊勢くん、とばっちりに遭う」という話です。

 よろしくお願いします。https://www.alphapolis.co.jp/manga/854528169/145603631


 大学二年生になった伊勢くんと鳥羽ちゃんの話です。



 せっかくなので、あとがきめいたことを追加しておきます。

 この話は、ピクシブさんのコンテスト用に書いたものです。

 指定タグに関連する話を書くように、という指示でした。

 わたしが選んだタグは、以下のとおり。


・現代版

 妖怪、旅、推し


・古代版

 友情、執着、ダークムーン、和の要素


 ダークムーンは、タグだったんかい!

 そうでした。タグです。

 それを「闇月あんげつ」としたのは、わたしの、ちょっとした出来心でした。


 すごく楽しんで書きました。

 コンテストの結果は、どちらも選外だったけど、キニシナイ!(しろよ)


 現代版の伊勢くんは古代版の小説を書いていますが(そうなんですよ)、実は、古代版の伊勢くんは現代版の小説を書いています。

 どっちが現実なのか、それとも、どっちも、誰かの空想なのか……。

 いろんな見方ができるといいなと思って、書いていました。

 あと、鳥羽ちゃんが住んでるあたりは、わたしと深い縁のある土地だったりします。だから、思いだして、そのまま書くだけでよかった。じゃっかん、ノンフィクションでもあります。


 古代版は、かつてエターナルした「叉雷の鱗」という異世界ファンタジー(に見せかけたSF風ファンタジー)の翻案でもありました。

 一番書きたかったところだけを抜き出して、短い話にしてみました。

 当時も、こうやって書けばよかったんですけどね。

 二十万字も書いておいて、歯抜けのエターナル小説って……。

 その頃は、二十五、六だったから、しょうがなかったんだとは思います。今だったら、ああいう書き方はしないですね。

 そもそも、プロットを、もっとしっかり立てると思う。

 「叉雷の鱗」のメインキャラクター四人は、まんま、恋愛「バージン・クイーン」のメインキャラクター四人と中身が同じ気がします。

 再利用しすぎやって!

 いーんだよ!

 しょせん、ひとりの人間から生まれるオリジナリティなんて、限定的なものです。



 白雲糸@カクヨムコン7さんに、レビューを書いていただきました。

 うれしー。

 ありがとうございます。

 ↓こんな感じに、書いていただきました。

https://kakuyomu.jp/works/16816927860065596792#reviews



 余談。

界からされてきたのでいす」

くん、っちりに遭う」

 だから、「いせとば」です。

 伊勢くんと鳥羽ちゃんの話だから、でもある。

 元ネタは、2019年に書いたメモ書きです。


 下に、当時のメモを貼っておきます。

 これだけしか書いてない。これをもとに、現代版を書きました。

 実際の小説とは、ちがってる部分もあります。

 (書く前や、書いてる最中に、メモ書きはもちろん増えますが、それは載せていません)


------

20190401

異世界から飛ばされてきたよー

※略称は「いせとば」でお願いします


伊勢くん 鳥羽ちゃんの幼なじみ

鳥羽ちゃん 伊勢くんの幼なじみ


三重で始まって三重で終わる

最後は伊勢神宮に元の世界に戻れるか戻れないかみたいな……

ニポン村の祠から飛ばされてきた

向こうにも鳥居があった

飛ばされてきた地点を探るミステリー要素

赤福で判明するとか


ニポン村 かつて日本から飛ばされてきた一家が拓いた村

ニポン語 ニポン村で使われていた言葉


飛ばされてすぐに外国の客に話しかけて言葉が通じない



ミエちゃん

ミエーラ・なんちゃらかんちゃら(名前が長いので、「ミエちゃんでいっか!」となる)

見た目は外国の美女

異世界では三十ヶ国語を操る才女だった

日本語・スワヒリ語が分かる


不慮の事故で日本に飛ばされてきた

背が低いために幼く見られがち

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いせとば -伊勢くんと鳥羽ちゃんの、ちょっと不思議な話- 福守りん @fuku_rin

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