見たくない
第10話
「やあやあ、お久しぶりです」
飯田橋のオフィス街から離れた雑居ビルの三階。佐々木事務所はそこにある。
口の周りに大量の食べかすを付けながら、ドーナツを片手に出迎えてくれたのが佐々木事務所の所長、佐々木るみだ。
「そう久しぶりでもないような気がするけど」
「いえいえ、久しぶりですよ。最後に会ったのは半年前ですので」
「ああ、そうかも」
「大人になると時の流れが早いですからねえ」
るみは敏彦にソファーに腰かけるよう促して、コーヒーと紅茶のどちらがいいか聞いてくる。
この女、佐々木るみとは高校生の時からの付き合いなので、出会ってからもう十五年になる。
るみは出会った時から年齢も性別もいまいち判別できない容姿をしている。よく見れば小さい鼻と口は女性的だし、肌艶も良いのだが、薄汚れた灰色のスウェットを着用し、髪は伸ばし放題、おまけに今時珍しいくらい分厚い眼鏡をかけているので、そんなことは分からない。
しかし、これでもかなりマシになった方だ。今では、少し身だしなみに無頓着なだけの女性に見える。スウェットは首の周りがくたびれているものの不潔感はなく、眼鏡はセルフレームのレンズがわずかながら薄いタイプに替わり、髪の毛も後ろで束ねられている。これも、彼女の助手である青山幸喜のおかげだろう、と敏彦は少し嬉しくなった。
るみとは、オカルト趣味を通じて親しくなった。彼女は「オカマニ.com」というサイトを運営していて、当時は実際にあった事件をオカルト的見地から考察していくサイトだった。サイトの読者が交流できる掲示板も用意されていて、そこに書き込んだことをきっかけに、現実でも会うようになった。出会った頃のるみは今よりずっと汚らしく、ネットに書き込む口調そのままで喋り、人間らしさが欠けていた。敏彦もあまり他人を気遣ったり思いやったりする方ではないという自覚があったが、るみのそれは度を越していた。
とはいえ、るみには何回か世話になっている。興味本位からだろうが、幼馴染の栄子が巻き込まれた事件の解決に協力してくれたこともあるし、何より一度、明確に命を救われている。その後も何回か行動を共にしたことがあるが、彼女の問題解決能力は本物だ。
その問題というのは、いずれも心霊関係の問題である。
彼女はどうも「見える」人で、加えて「祓える」人のようだった。敏彦もほんの少し「見える」人ではあるが、るみのようにそれをどうにかする力はない。オカルトはあくまで趣味として楽しんでおり、彼女のようにその方面の勉強をきちんとしたわけでもない。
敏彦は心霊関係で頼るとしたらるみしかいない、と思っている。実績があるのもそうだし、何しろ彼女は暇だ。普通心霊関係で悩んだとき(超常現象を信じる人に限られるが)相談を持ち込むのは佐々木事務所のような民間の怪しい事務所ではなく、神社仏閣教会だからである。さらに、恨まれているのか、佐々木事務所の口コミは常に誹謗中傷が大量に書き込まれていた。事実無根のものが多かったが、中には恐らく実際にるみと接した上で書き込んだのであろうと推測されるものもあった。彼女のことだから、興味のそそられないクライアントは追い返してしまっているのかもしれない。
以前、あまりにも人が来ないので、助手の青山に「こんな感じでどこから運営資金が出てるの、俺ちょっとなら支援できるよ」と言ったことがある。青山は曖昧に笑って、「先輩には信者がいるので大丈夫ですよ」と答えた。彼自身がプロテスタント教会の跡取り息子であることをネタにした彼なりのユーモアだったのかもしれないが、なるほど、少数の、悩みを解決してもらって本当にるみに感謝している人の援助があって、何とかやっているのだろうな、と敏彦は少し納得した。
そしてやはり、佐々木事務所には今日も人がいなかった。いつも子犬のようにるみの傍らに控えている青山も今日はいない。
「あれ、青山君は」
「彼は最近ご実家の手伝いで忙しいようですよ」
そうなんだ、と軽く言って、敏彦は出されたコーヒーを一口飲んだ。青山の淹れたコーヒーとは比べるべくもなくひどく苦い味がした。
るみは敏彦の渋い顔など気にも留めず、ドーナツを食い散らかしている。るみはおかしな女だが、気を遣わなくていい相手でもある。はっきり言って、敏彦はるみのことがかなり好きだ。人としてもそうだし、女性としての魅力には程遠いが、口いっぱいに頬張る様子はハムスターみたいで可愛いと言えなくもない。
「で、片山さん、悪霊にとり憑かれているとか」
るみは口をもごもごと動かしながら敏彦を指さした。
「正直、慣れたもんでしょう」
言われている内容は無礼な警察官・亀村のものと変わらないのに、るみに言われても全く腹が立たなかった。
「何度そうなったって別に慣れるもんでもないよ。それに、とり憑かれていると決まったわけでは」
確かにとり憑かれた――というか、襲われたのは、初めてではない。るみと行動を共にしていると、不思議なことにいつもバケモノは敏彦だけを攻撃した。るみによると、「魔は美しいものを好む」そうで、その理論に従えば敏彦が選ばれてしまうのも当然なのだが。
「それは失敬」
るみはコップの中の水を一気に飲み干して、
「確かに、今特に何か見えるというわけではありませんね」
「そうなんだ……」
恐らく敏彦より「見える」力の強いるみが見えないということは、とり憑かれているというわけではないのかもしれない。しかし、それでは川原の「べったりくっついてて」とは何なのだろう。
「でも、印はついてますね。べったり」
思わず顔を上げて、るみの目をじっと見てしまう。べったり。心を読まれているようで鼓動が速くなった。
「そんなに見つめられてはいくら私でも勘違いをしてしまいますよ」
「ああ……ごめん」
「大変ですね、もしかして極端な美形というのは、我々のような不細工と同じくらい容姿で不当な目に遭っているのではないかと思いますよ」
るみは表情を変えずに言うので、一体どういう感情から紡ぎだされた言葉なのか分からなかった。敏彦が次の言葉を考えているうちに、るみは口を開いた。
「片山さんの今の状態は、一般的に言う呪いをかけられた状態ですね」
るみは勝手に敏彦の持ってきた紙袋をひっくり返す。中からバラバラと手紙が出てきた。
「うーん、きょうび珍しいくらいのパワーですね。相当力のある術者でしょう」
そう言っておもむろに手紙のうちの一枚をビリビリと破り捨てた。
あっ、と声を上げる前に、るみが大声で叫んだ。
「痛い!」
「大丈夫?」
るみの手を見ると、血が滴っている。しかし、そこにはばらばらになった紙片があるだけで、刃物が飛び出しているとかそういう様子はない。
「大声を出してすみません。びっくりしただけで、特になんでもないですから。しかし本当にどうしようもないのがついていますね。片山さんに関わるもの全てが許せないみたいです」
るみはイテテ、と言いながら手をタオルで強く押さえた。
「それは俺が恨まれてるっていう方向……?」
「それは分かりません。そもそも、そんなことを考えてなんになりますか?」
るみは遠くを眺めながら言った。
「片山さんのことが嫌いで嫌がらせをしていても、片山さんのことが好きすぎてやったことが結果的に嫌がらせになっていたとしても、嫌がらせは嫌がらせですよね。片山さんは実際に被害を受けているのですから、相手の意図は関係なく、片山さんにとっては悪質な嫌がらせです」
るみがケガをしていない方の手で膝を払うと、床にドーナツのカスがバラバラと落ちた。そう言えばいつからるみは敏彦のことを「片山さん」と呼ぶようになったのだろう。結構長い間「敏彦殿」と呼ばれていたのだが。ふと、そのことを寂しく思った。
「相手が悪霊ならば、確かに相手の意図を探るのも意味がありますがね。これは人間がかけた呪いですよ」
るみはテーブルの上に散らばった手紙を凝視して、
「三十代くらいの女性……長い黒髪……細身で背がかなり高いですね」
瞬時に翠の姿が脳裏をよぎる。彼女は、るみが言う女の特徴をすべて備えている。
「心当たり、ありますか?」
「ああ……」
敏彦が頷くと、るみは笑顔を作った。
「子供がいますね。もしかして、その方は」
「ないね」
敏彦はきっぱりと言った。るみも間違えることはあるのか、と妙な安堵感を覚えつつ、
「俺はその人とそういうふうな関係になったことはないから」
事実だ。翠は一時期しつこいほどに二人きりでの食事を要求してきたし、断る理由もないので敏彦はついて行った。しかし、敏彦は酒を飲まない。酒を飲んでも脳が鈍るだけでなんのメリットもない、という個人的信条からだが、役に立っている。飲んでいる最中の行動などで言いがかりをつけられても、常に全くシラフであるため理路整然と反論ができるのだ。
とにかく、敏彦には一切気持ちがないから、翠には何もしていない。同僚の佐山に、「きっぱりと振ってやることも優しさだ」などと言われたこともあるが、そもそも直接的に付き合ってと言われたわけでもない相手を振るのも変な話だろう――いずれにせよ、何もしていない。
「ていうか、心当たりが本当なら、って前提だけど、彼女は未婚で子供もいないはず。アパートでお母さんと二人暮らしだから、他に小さい子がいるっていうのも考えにくいかな」
「片山さんが嘘を吐くとは思えませんし……でも見えるんですよね。男の子を抱きしめている女の姿が」
勘違いかなあ、などと呟きながらるみは手紙を眺めている。
「ま、そんなことはどうでもいい。呪いをかけられているのだからやることは一つです」
「と、いうと?」
「呪詛返しですよ」
「んん?」
日常的には聞きなれない言葉をこうして会話の流れで当たり前のように口に出す。るみはそういう女だ。久々に接すると驚いてしまうが、そもそも敏彦は非常識な問題を非常識な人間に解決してもらいにここに来たのだ。
「日本で最も有名な呪いがあるとすれば、藁人形の呪いでしょうね。藁で作った人形を憎い相手に見立て、釘を打つ。正式には「丑の刻参り」と言って、かなり細かく作法が決められているのですが……それは本題ではない、置いておきましょう」
るみはどこから取り出してきたのか、小さなクマのぬいぐるみの四肢を持ち、ぶらぶらと揺らした。
「呪詛返しの話ですね。丑の刻参りは行っている最中に人に見られると効果がなくなるどころか、かけた呪いがそっくりそのまま自分に返ってくるんです。つまり、丑の刻参りを仕掛けられたのが分かったら、丑の刻に自分を呪っている人間を見物しに行けばいい。それでフィニッシュです。呪いは無事、相手に返りました。非常にシンプルですね。でも、ほとんどの呪いは、そんな簡単にはいきませんねえ」
るみは突然立ち上がり、仕事机の上に置いてあった書類を整理しだした。
「うーん、たしかここにあったはずなのですが」
「何を探すの? 手伝うよ」
「いえいえ、片山さんはお客様ですからね、座っていてください」
るみは「にんにくにんにく」と連呼しながら書類の山を崩し、三つ目に差し掛かったところでお目当てのものを発見したようだった。
「ありました! だいぶ古いものですが十分でしょう」
るみから手渡されたのは、わら半紙をハサミで切ったような手製の札だった。お世辞にも綺麗とは言えない文字で「鬼」と書いてあり、その下にはよく分からない文様がいくつもあった。
「これは石神さんという霊能者の方から随分前に頂いた護符です。私は使わないのでどうぞ」
なんだかその言い方だと余りものを押し付けられたような気がする。
「これは本当に余っていたものなので、お代は頂きませんよ」
るみは得意げに言った。少し顔が緩んでしまう。るみはこういう女だ。それに、石神が一体どれほどの人物なのかは分からないが、るみが言うなら「本物」の霊能者なのだろうな、と敏彦は思った。
「これは呪詛返しの護符、っていう認識でいいのかな」
るみは頷いた。
「ええ。でも、彼はかなり独創的と言うか、自己流でやっていた部分が大きいようですから。呪いを相手に返すというよりは、自分の身を守るということに特化したものだとおっしゃっていましたね」
「なるほど……」
敏彦は手渡された護符をしげしげと見つめた。
「あ、分かりますよ、手ぬるいですよね」
「えっ?」
思わず聞き返すと、るみはにこにこと微笑んでいた。
「呪いなんてかけてきた奴には、同じ目に遭ってほしいですよね。本当は、呪詛返しがめちゃくちゃ得意な人に心当たりはあるんです。片山さんも会いましたよね、土佐の」
「彼に頼るのは嫌だな」
敏彦はるみの言葉を遮って言った。土佐の、に続く言葉は物部しかない。
物部斉清。高知県の山奥に住む霊能力者だ。まだ若く、敏彦ほどではないが顔が整っていて、力に関してはるみ以上だ。るみが果たして業界の中でどの程度の立ち位置なのかは敏彦のような素人には分からないのでなんとも言えないのだが、るみ曰く、物部斉清のことを知らない霊能者はモグリだそうだ。
十年ほど前に二、三回会っただけなのだが、彼は敏彦に対してかなり態度が悪かった。
言葉遣いが荒いだけなら敏彦だって当時十代前半の少年に腹を立てることはない。物部は強い訛りの土佐弁を話すので、生まれも育ちも東京都の敏彦にはどうしたってきつく聞こえてしまうものだ。しかし、それとは違う、明らかな敵意のようなものを敏彦は感じ取っていた。自分の勘違いならよかったのだが、るみも見かねて「おやおや物部さん、ご機嫌斜めですか?」と聞いていたのだから、勘違いではなかったのだろう。
何をしたわけでもないし、何をされたわけでもない。だからきっと仕方のないことなのだ。
ただ、もう彼とは会いたくないと思った。敏彦が普段鬱陶しいと思っている有象無象からの好意と同じくらい、理由の分からない敵意も不快なものだった。
「そうでしょうねえ」
るみが言った。るみも、物部が敏彦に対してあまり良くない感情を持っていることには気付いていたようだった。そういうときに間を取り持とうとしたりしないのも、るみらしい。
「彼はどこまでも正しい善人ですからねえ、片山さんのような人間は受け入れられないのでしょう」
何を失礼な、とはとても言えない。るみは敏彦の悪癖を知っている。るみがそのことを物部に話したとは思えないが、恐らく感じ取ったのだろう。誰もが認めるそのスーパーパワーで。
物部も敏彦のことを好きではないと思うが、敏彦も物部のことは好きではない。理由もなくなんとなく気に食わない奴だと感じてしまう自分が不思議だったが、腑に落ちた。物部が完全に正しい善人だというのなら、自分のような異常者と合わないのは当然だ。
「それにね、物部さんにお願いするということは、呪いをかけたその女性を殺すということですから。あなたの性格上、そこまではしたくないのでは?」
敏彦は少し考えてから頷いた。確かに翠のことは少々鬱陶しいと思っていたし、美鈴や自分を事故に遭わせたりあのような手紙を送ってくるのは恐ろしい。しかし、死ねばいいとまでは思わない。嫌がらせをやめてくれるだけでいい。
「それでは、これをお渡ししますから、いつも身に着けておいてくださいね」
「ありがとう、あの、いくら払えば」
るみは首を横に振った。
「さっきも言いましたが、これは余ったものなので、実質無料です。いりません」
「そういうわけにはいかないよ。相談に乗ってもらったし、ちゃんと見てくれたじゃないか」
「こちらこそ、今まで何もお渡ししていないのですから。私、これでも敏彦殿には感謝しているつもりですよ」
敏彦殿、と呼ばれてなんとなく嬉しいような気持ちになる。おそらくるみは敏彦がこうして喜んでしまうことを計算して言っているのだろうが、それでも。
「色々なところについてきて下さいましたし、あなたがいなければ解決できなかった問題も沢山ありますよ」
「囮としての適性がめちゃくちゃ高いからね、俺は」
「分かっているではないですか」
敏彦とるみは顔を見合わせて笑った。高校生の時に戻ったような感じがした。
「じゃあ、手の治療代だけは受け取ってよ」
るみは手のひらを敏彦の方に向ける。待て、のサインだ。既に血は止まっているが、横に一本入った切り傷が痛々しい。
「分かりました。病院へ行ったら明細をお出しします。とにかく今は何もいりません。このあと何か起こったら、そのとき改めてお願いします」
「このあと……?」
「ええ」
るみは前に出していた手を引っ込めて、逆の手の人差し指を一本ピッと立てた。
「恐らく、物部さんが行う呪詛返しのように分かりやすい結果が出るわけではありません。けれど、この護符で、きっと犯人があぶり出されることでしょう。そうなってくると、犯人と片山さんとのお話し合いになるわけですが」
ふたたび「片山さん」呼びになったことには何も言及せず、敏彦は頷いた。
「うまくいくと思います?」
「うーん」
正直な話、敏彦は他人を籠絡することには長けている自信がある。これは何らかの磨き上げた技術ではなく、単純に顔が美しいからだ。容姿の良い人間を好ましく思ってしまうのは本能のようなものだ。
ただ、呪いをかけるなどという普通では考えられないことをしている時点で、その人間は冷静ではない。しかも、恐らくおかしくしてしまった原因が敏彦の美しさなのだ。だとしたら、いくら笑みを浮かべて「もうやめてくださいね」などと言っても、奏功することは考えられない。そう考えて敏彦は、説得は難しいだろう、とるみに伝えた。
「さっき、私は『相当力のある術者』と言いましたよね? 今まで悪意がある前提で話してしまいましたけど、その方は、自分の力に自覚がなく、強く強く片山さんのことを思っているだけで、まったく悪気なく呪ってしまっている可能性もあるのですよ。力のある人全員が、自分の力に気付いていて、私のような仕事をしているわけではないので。無意識でやっているとしたら、やはり話し合いなど無駄なわけです」
るみの言うことには説得力があった。
「だいたいね、双方話し合って解決! なら、私たちの職業はいらないでしょう。さっさと解決するに越したことはないですが、もっとひどい事態になることだって考えられます。これからは、何かあったらすぐに連絡してください。かけつけることは難しくても、何か助けられると思いますので」
紙に書いて生活安全課の亀村の顔に張り付けてやりたいようなセリフだった。
「それは、有料で?」
「勿論。お金はあるところから取りませんと」
るみはワハハと豪快に笑った。敏彦もつられて破顔する。
敏彦はもう一度お礼を言って席を立った。帰り際に、今度改めて食事に行こう、今度は仕事とか抜きで、と提案する。るみは、奢りならいいですよ、と言ってにやりと笑った。
漆黒の慕情 芦花公園 @kinokoinusuki
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