LGBTは弱者を救済せず、言葉の定義を上書きして「女」を乗っ取る。

虹旗運動の実態を熱心に書き綴った作品です。著者本人の見解のみならず、他の当事者への聞き込み、欧米の現状などを丁寧に扱ってをり、脱帽します。

ただ少し情報量が多く、手軽に読むには重いと思ひますので、次の章節の気になるところから読まれることを御勧めします。

▼第3章-1. 「LGBT」=レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーのことではない。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927860131765727
彼等は初めから名前を乗っ取る集団でした。

▼第8章 「生産性がない」? 杉田論文を読み返す。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927862350943931
誰もが聞いたことのある杉田水脈の件を通じて、LGBT活動家の不合理性を確認しませう。

▼第9章-5. 女装男を女性と言わなければ差別。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927862708841913
「性自認主義」の危険性について語ってゐます。続く第10章「女装男が女湯に入っても合法になる日。」にて、LGBT先進国での具体的な事例が紹介されてゐますので、そちらも是非。

▼第14章-2. おぞましすぎるトランス医療。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16817139555763846431
日本には「生娘をシャブ漬け戦略」と云ふ冗談を言っただけで「重大な女性差別」と糾弾され、職を追はれてしまった人が居ますが、トランス医療が文字通りのそれであることを告発してゐます。どちらが本当に危険かは言ふまでもありません。

▼第15章 STOP!! LGBT法案!!
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16817139556530243479
第10章「女装男が女湯に入っても合法になる日。」などを読めば、敢へてこれを読まずとも、どのぐらゐ危険かは分かりさうなものですが、一往挙げておきます。

▼第12章-3. 日本語を取り戻せ!
https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927862809489999
レビュータイトルの伏線回収です。

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