　米粉パンを作成するにあたり、使っている型が「パウンド型」「パウンドケーキ型」と言われるものである。

　食パン用の一斤型などを使ってもいいのだろうが、レシピには「パウンドケーキ型」の使用が多い。多分、米粉パンを焼くのに適しているのだろう。

　現在使っているレシピでは、「ミニパウンドケーキの型」が使われていて、大きさが14×6.5×4.5cmととっても小さい。大人の手のひらに載せたら、まるでおままごとをしているかのような可愛らしいサイズである。

　ちなみに、この「ミニパウンドケーキの型」は100円ショップで売っているらしい。折角なので、私もこの型を手に入れようと思い、2軒ほどお店を周ってみたが、ここまで小さいのはなかった。あったのは16×6×6.5cmくらい(正確に測っていないので、大体です。すみません)。

　入れ物をレシピに近づけるというのは、案外重要なことだ。発酵状態を見極めるのは、初心者にはとても難しい。レシピには「これがいい発酵状態です」と写真が載せてあっても、サイズの違う型に入れていると、膨らみ加減が分からないのだ。

　レシピには確かに「型の大きさは出来るだけ近いものを用意して下さい」と書いてあるのだが、私なら「同じ方が上手くいく確率が高まるので、絶対にそれを用意して下さい」と助言したい……(笑)　ここまでの経験上、型のサイズが若干違ったことで失敗している可能性も大いにあるので、これは声を大にして叫びたい。

　特に米粉パンは、小麦のパンと違って高さが出にくいので、そういう点でも同じものを選ぶに越したことが無いのである。……とはいえ、そう簡単に手に入らないのが現実(田舎)。私の場合、レシピに載っている材料を揃えるためには、通販を頼らざるを得ないので、ここまで来ると笑うしかない(苦笑)　あまりその品物を必要とする人がいないのだから、仕方ないといえば仕方がないのだが。

　ちなみに、この小さいサイズの型は通販サイトでも販売されているが、100円では買えなかった(私が見たときは300円程度)。100円均一で見つかったら、ラッキーである。

<お知らせ>

4回目の米粉パンの写真を近況ノートに掲載しました。

https://kakuyomu.jp/users/Pleiades_Yuri/news/16816927860546270072

こちらは、断面です。

https://kakuyomu.jp/users/Pleiades_Yuri/news/16816927860546382235