ラブレターを代筆する人って、どんな文章を書くんだろう?情熱的なのかな?

 気になるところです。
 番組出演者宛てのラブレターの例を読み、むしろ、ひたむきな想いなればこそ、1クッションが望まれる? 大事なのは距離を詰めないことなのかな? 受け取る側にすれば、その方が安心できるはず。そんなことを想いました。実際は、これが代表例かは分かりませんし、送り主と受け取り側の関係により、愛情の表現の仕方は変えるのかもしれませんが。
 それと(あくまで、上の例より類推すると)手書きなのですね。これも代筆屋が間に入っている証となり、相手に受け入れる余地を生むんでしょうね。
 本人が直接言って受け入れてくれるなら、代筆屋に頼まないだろうしと、その三者三様――送り主・受け取り側・代筆屋――を考えると、とても興味深く読めるエッセイでした。

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