第49話 アルテイシア姫にお願い(赤い子竜編)
「じゃあ、 今回、魔法薬が必要で、その金色ブルーベリーを探しているんだね。」とリアンさん
「さあ、頑張って捜そうエルトニア!わん子くん それにエルトニアのペットかい?その子竜くん」
エイルさんが腕に抱きかかえてる子竜さんに一言。
「名前は? かわい….(かわいいと言いかけて、子竜さんことアーシュさんの目つきの悪さに
微妙にひきつるリアンさん)」
「?じゃあ行こうリアン兄さん!!」と元気にエイルさん。 「そうだね;(汗)」「……ワン;」
「………….」
「はああ~これで3軒目の薬屋でも、金色のブルーベリーは売り切れだワン!」
まずい事に 僕らが捜している金色のブルーベリーは
悪性の風邪薬としてだけではなく
美容パックや美容食品としても大人気で、売り切れ中!
「困ったワン! リアンさん、エイルさん、
そちらは?ありましたか?ワン」
首を振る2人。
あ、あの隣の通りに向かう
サラサラロングの黒髪のお姉さんは!
あれは先程のアルテア、アルテシア姫ではないか!!
しかも彼女の抱えてる袋いっぱいの物は あれは!!
金色のブルーベリー!!
両腕に袋が3つ!なんとも凄い数だワン!
「アルテア姫!!!」
「何?あら、リアンさん? エルトニア?」
「具合はどう?」とにこやかにリアンさん
「ありがとう 貴方のくれた薬のおかげで助かったわ」アルテイシア姫
「あ、ごめんなさい 今日は急ぐの」
「アルテシア姫 お願いがあるの」とエイルさん
何?」「その金色のブルーベリー少しで、いいの!!分けてくれない?」
「え、困ったわね。 私も必要なのよ~」
と微妙に困惑の表情を見せるアルテア姫
「そんなに綺麗なのに美容パックが必要なんですか?ワン!」
「….まあね。私だって年頃のレデイなのよ
綺麗になって好きな人を振り向かせたいわね」
とくすくす笑う。
なぜか、横を向き
そ知らぬ顔をするアーシュさんこと子竜さん。
「う~んそうね。 リアンさんにはお世話になったし、
エルトニアは知らぬ仲ではないから!」
ちらりとわん子さんを見てアルテア姫は
「そこのわん子さん!」びしっつとわん子さんを 指をさす!
「はいワン!!」「あっち向いてほい勝負よ!」
「ワン…….?」
というわけで、
金色のブルーベリーをかけて
アルテア姫とあっちむいてほい勝負をする事になったワン子さんであった!
微妙に笑うリアンさん、エイルさん。
あいかわらずひきつてるアーシュさんこと子竜さん
「いくぞおお!!ワンワン」
「来きなさい!わん子さん♪」(と、楽しそうなアルテシア姫)
盛り上がってる2人を横目に
「そういえば、彼女の領地、
リュース家の方では悪性の風邪が大流行していたね」
と明るくのんびりとした口調でリアン
「金色のブルーベリーは風邪薬になるから…..
アルテシア姫は領民思いの優しい人だもの
たぶん、薬が足りないと思って捜しに来たと思う」とエイルさん
「まあ 少しだけなら分けてくれると思うが」「うん」
やれやれとため息をつくアーシュこと子竜
もちろん!盛り上がってるわん子さん達は全然
エイルとリアンの会話は聞こえてないのであった!!
あっつちむいて!ほい!!
銀色のラベンダー、金色のブルーベリーを捜してワン のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます @nono1
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。銀色のラベンダー、金色のブルーベリーを捜してワンの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます