異世界ナースの奮闘記!!

gotox

第1話 登場!異世界ナース!!

ここはグランテラリア王国、剣と魔法、そして異種族たちが住む国だ。


しかし、隣国のアリシア帝国と永きに渡り、戦争を繰り広げている。ここグランテラリア王立魔法病院では戦争で負傷した患者が次々と押し寄せる。




そこで働く新米ナースのソフィア・ガーネットの物語である。


「汝よ、この力を源に傷を癒したまえ。」


「もう治りましたよ、安静のため1週間入院してくださいね。オークさん。」


「ぐひっ・・・・・ありがと。」


医者の人手不足によりナースであるソフィアが魔法で治療にあたる。




「これで15人目ですね。少し休憩入ります。」




「おつかれ~今日患者さん多くて大変だねぇ~」


そう言うのは先輩ナースのルーシー・アランデハイトだ。


「ルーシーさん今日の衣装すごいですね。露出が激しいというか。」


「あぁこの病院規則が緩いから、自作の改造ナース服作っちゃった。サイズぴったりだし今後もこれでいこうかと思ってるんだよね。」


「わかります。ルーシーさんと私おっぱい大きいからサイズ合うのなかなかないですもんね。」


「しかしわずか1か月で診療任せられるなんてすごいね。魔力が高いって聞いてたけど。」


「私の祖父が大魔導士だったのでその血筋ですかね。」


「お、そろそろ時間ね。3日後には医者が来るのでそれまで頑張ってね。」


「はい頑張ります。」


ソフィアのその高い魔力で主に外傷の治療を任せられている。




一方その頃。


「今日治療してもらったナースさん可愛かったなぁ。胸もデカかったし。今日の夜みんなで襲おうぜ。」


オークは同じ病室の仲間に呼びかけた。




そして5時間が過ぎ。


「ふぅ~今日の仕事終わりっ。宿舎に戻ろう。」


ソフィアは診察室から出た。次の瞬間。


「きゃ!!」


手首をつかまれ廊下へと連れ出される。


「やっぱいつ見ても可愛いな。げぇへへへっ。」


そこには4人のオークが。


「離して、離してください。」


「お楽しみはこれからだぜ~」


「ど、どうなっても知りませんよ。」


と声色が変わるソフィア


「小娘ごときが何が出来るんだ。まずは服脱がせるぜ。」


ソフィアは力強く手を振り払い呪文を唱え始めた。


「雷(いかずち)よ、我が前に現れ、そして降り注げ。」


すると雷がオーク達に降り注いだ。


「ぎゃー!!!!」




翌日


「結構やりすぎちゃったので、3か月は入院です。いいですかぁ?」


包帯でぐるぐる巻きになった4人のオークたちは元気に「はい。」と答えた。

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