第16話
「俺、振られてなかったんだな...」
「そうよ!私が幼馴染彼氏であるシンジを
簡単に捨てるわけ、ないじゃない!」
俺たちはハグした。
その後の
足取りは軽かった。
帰宅後、父親に融資の話をしたら
ものすごく喜んでいた。
再起に向けて。
父さんの目に光がともった瞬間だった。
幼馴染に別れると言われたので学園のマドンナ(お嬢様)に相談した貧乏陰キャの俺。→「ふふん、可哀想だから私が付き合う真似してあげてもイイけど?」 雲川はるさめ @yukibounokeitai
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