尾岡さんのヨム×カク×ログ

8/5 「光の帝国」/恩田陸先生 著 読了

夏といえば、読書。もう、読書感想文という最悪の想い出しかよぎりませんが(笑)

皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

あれは個人的に、本をダシにして

大人が望むキラキラ学生プレゼンテーションだと思うのは、僕だけでしょうか。

そう考えると、後書きだけ読んで

「僕はこんな行動がしたい」と書いて

受賞していたクラスメート君。

君は偉いなぁ、って思います。

省エネって大事だな。

そのあと、好きな本をたくさん読んでいたね。

【ＯＦＦヨム】

「光の帝国」/恩田陸先生　著

ネットで知り合った方に教えてもらってから、夢中になって読んだのが、もう10年以上前かなぁ。今改めて再読したのですが、本当に面白かった。

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あらすじ　ブクログより引用

膨大な書物を暗記するちから、遠くの出来事を知るちから、近い将来を見通すちから-「常野」から来たといわれる彼らには、みなそれぞれ不思議な能力があった。穏やかで知的で、権力への思向を持たず、ふつうの人々の中に埋もれてひっそりと暮らす人々。彼らは何のために存在し、どこへ帰っていこうとしているのか?不思議な優しさと淡い哀しみに満ちた、常野一族をめぐる連作短編集。優しさに満ちた壮大なファンタジーの序章。

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いわゆる能力者モノといえるのですが。

この短編集、色々な視点から「常野」に集約していくんです。

これは、本当に文芸の妙よね。

ラストを読んだ時に走る、爽快感というか。

言い得ない読後感というのは。

計算し尽くされたのか。

物語という必然が呼んだのか。そこはなんとも言えないのですが。物語――いや、世界の全体像が明かされていくような感覚が。本当に、これぞ文芸だって、思ってしまいました。

ライトノベルに読み慣れている方には、やや固いと思わせる文体でしょうか。

でも、恩田先生の、情緒豊かで。奥深い文章はぜひ読んでいただきたいな、って思います。

【ONヨム】

●ボッチを卒業して２人ボッチになった話

https://kakuyomu.jp/works/16817330657025824587

毎日移乗、更新をしてこのクオリティーはすごい。マンネリ化せず。かつ、二人の純愛を貫き通している印象です。

●邪魔者だというなら私は自由にさせて頂きますね

https://kakuyomu.jp/works/16817330660635147189

最近のお気に入り。守られるだけじゃないヒロインとおいうのが、本当に良い。

●レティと魔法のキッチンカー 〜お供のちびドラゴンと幸せお届け🍳 恵みの森で、魔法使いとのんびり溺愛セカンドライフ〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330660608011217

矢口衣扉様の嫁入りセカンドライフ参加作品。ただ、一つ言わせてくれ。にじそらと、あの「にじそら」と同じ世界観！　これだけで、滾る！

●同じアパートに住む美少女がびしょ濡れで目の前に現れたので家に上げた結果、親密な関係になった件【黒猫姫は世話を焼く】

https://kakuyomu.jp/works/16817330656859057575

いよいよ、髪を切る日がきた。やっぱり、髪を切ったら実はイケメンって設定は良いよね。大好き。おかわり（え？

●書いたもの、読んだもの ３

https://kakuyomu.jp/works/16817330651343945267

ここでもスコップしようぜ。良作がたくさん！

●『次、転校するまでウチと恋人ごっこせえへん？』〜転勤族のオトンのせいで友達のいない隣の席の美少女からの夢の提案〜

https://kakuyomu.jp/works/16817330660726415614

こえけん。まだまだ終わらない！

方言の正確性よりも、この声。そしてこの物語を堪能して欲しい。しかし、桜蘭舞様（作者様）は、本当にとことん突き抜けるというか。ここまで作者様の個性、押せ押せはなかなかないと思うんだ(笑)

●夢より甘く少女心（おとめごころ）よ

https://kakuyomu.jp/works/16817330661040899802

結音（Yuine）様。一言台詞集なのですが、印象的な台詞に、引き込まれちゃう。こういうやり方あったんだなぁって感服。

●狐に嫁入り！？ 冴えないＯＬが異世界で手芸を広める！

https://kakuyomu.jp/works/16817330659264002396

最新話読めず、置いていかれ気味。読まなくちゃ！　こちらも嫁入りセカンドライフ参加作品。狐の嫁入りという着眼点がすげぇってなってる。

●精霊王の末裔～ギフト【歌声魅了】と先祖の水竜から受け継いだ力で世界を自由に駆け巡る！魔力無しから最強へ至る冒険譚～

https://kakuyomu.jp/works/16817330649752024100

週末読書となってるのですが、やっぱり面白い。味方も悪役も本当に憎めないのですが、いよいよ佳境になってきたのか。オペラが演奏される劇場が、激戦の舞台とか、どれだけ胸熱なんだろう。

●逃がしませんよ、センパイ

https://kakuyomu.jp/works/16816700429495978512

滲み出る、夫婦感。一緒に生活をともにしていたら、ね。もうナチュラルに「ニガしませんよ」って感じになってるの、気付いているんだろうか？(笑)

●死神くんと聖女ちゃん～夏休みの湯けむりダンジョン攻略～

https://kakuyomu.jp/works/16817330661197687412

短編なので8話で完結なのですが、毎回そうくるかという設定に唸らされます。ナーロッパを堂々と設定に盛り込んできたのは、この小説が初じゃないだろうか。

カクヨム甲子園の作品も読んでいきたいのですが、ついいつものフォロワーさんが中心になってしまう。

でも、面白かったので良し。

今回はこのへんで。

ではでは。