編集済
若いアリーくんを応援しながら読んでいたので、数話前から不穏な空気でハラハラしてましたが…やはり事件が起こってしまいましたか。
ハーリドも隊長も、いい人達でしたね…。
今回の話は特に感情が揺さぶられました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そう言っていただけるのは、とても嬉しいことです。
この事件は後の歴史を変えたという点でも大事件で、また、なぜ起きたかという問題もあり――なぜ、和平協定を結んだにもかかわらず、これが起きたのか――歴史学の方でも、様々に論じられています。
本作でも「モンゴル対ホラズム」の戦記を1方の主軸とすれば、「隊商とブハーラーの商人の話」はもう1方の主軸となります。引き続きお読みいただければ、と想います。
ああ······巨大な流れを描く以上は避けられない悲劇ですね。
現代を思わせる経済戦争。人の業を深く感じ、胸が痛みます。
思いやりあふれた隊長のファンだったので、ざわついて鳴りやみません。
チンギスがどの様に? 出方に大注目です!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
オマル隊長のファンと言っていただいて嬉しいです。是非、今後の展開に注目してください。
拝読致しました。
ああ、数話前に書いたコメントが...
命を繋いだけれど、大切な者、仲間とか、気持ちとか、失ってしまったアリー君。
庇い合う仲間達がいっそう悲しさをいや増します。
これが引き金、なんですね。
引き続き、読ませていただきたいと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
これは有名な事件です。ただ、なぜ、こうなったのかは、あまり良く分からない。使者や隊商を殺せば、この時代、戦争覚悟ということになります。
たとえば、鎌倉幕府はクビライの使者を殺しますが、これは実質降伏勧告を携えた使者であったので、どの道、戦争だということで、分からなくはない。
ただ、ホラズムにチンギスが送った使者と隊商は、対等な交易の申し出であり、これを殺す理由は無い。またスルターンは史実として1度は協定に合意している。そこで、協定合意により不利益を受ける商人たちの暗躍があったのではないかと、考えての第1部のお話です。
隊商がスパイ行為を働いた故との見方もありますが、この時代の使者や隊商は、そもそも、そんなものです。それで殺していては、そのほとんどを殺さねばならないとなってしまいます。