このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(270文字)
一言でいうと凄い。二言でいうとマジ凄い。私の貧相な語彙では説明できませんが、読んでみればすぐにわかる凄味があるこの作品。 荒々しくて切なくて、終わる世界に痛みも苦みも感じられるけれど、でもなぜかそこに確かな「甘さ」がある。うまく説明できませんが、こんな世界を描ける人はほんの一握りだろうなぁと思います。 好き嫌いはあるかも知れない。でも推さずにはいられない! 久しぶりに「凄味」を感じた、傑作です!