概要
母と私の”小さな悪事”は、幸せを運んできてくれた
厳格な母に女手一つで育てられた”私”は母の作った薄味の手料理の味しか知らない。ジャンクフードやカラフルな着色料まみれのお菓子に憧れる”私”がはじめて赤いきつねを食べたのは小学校に入ってからの事だったし、それを母に隠すような間柄だった。知れば母はきっと怒ってしまう。そんな”私”も結婚し、子どもが産まれ、当然母のように厳しい親――父親になったのかというと、そうではなくて……。(※この作品はフィクションです)
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