カップ麺がつくりだす湯気の中に しずかな温かさがありました。

自分より、あきらかに弱い存在をそだてる。
これはもう、大変な責任がかかってくるものです。

短編の中につめこまれているのは
叔父と姪の愛情。
ふたりの過去と未来。
そして、わずかな寂しさ。

カップ麺がつくりだす湯気の中に
しずかな温かさがありました。

佳品です。
ぜひご一読を。

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