天翔る体験を一緒にいかが
- ★★★ Excellent!!!
序盤の「太陽が、近い」から「太陽が遠い」まで、主人公と共にグリフォンで飛ぶ体験が共用できます。
作中は「飛んで」いるシーンはたくさんあります。
タイトルにも『ドッグファイト』ってありますしね。
皆好きですが、ここが特に大好き。文字だけでこんな臨場感あるって凄くないですか?
きっと作者さんの実体験に基づいているのでしょう。
だって、グリフォンとドラゴン、ドラゴン達もそれぞれ「飛びよう」が違うのですよ。主人公ヴァイカーとトニだと違いがよくわかりますね。ドラゴン達の個性でしょうか、それとも乗り手の個性なのでしょうか。何でそんな描き分けができるのでしょう。やっぱり経験者は語る、という結論に落ち着きますね。
ドラゴン達は個性的で魅力にあふれていますし、主人公他男性陣も素敵(推しはジャンユー)ですが女性陣には勝てませんね。
思い込みの激しいナグルファリ(私の勇者を忘れてどーすんの)、勇者の再来?シャハリヤ(勇者って気苦労も多そう)、リーミンやセラヴィー、トニ。
話が進むと欠けてしまう仲間も出て来るのでしょうが(負けるための戦いってありましたもんね)それでも先の物語が少しでも早く読みたいな、とフォローを解除できないでいます。