最終戦線～永世光和組列伝～

西暦2100年。
機械文明の発達によって、人々の生活には、人造人間ーーオートマタが欠かせないものとなっていた。
人手不足や危険を伴う労働だけでなく、寂しさを埋めるために亡くなるその瞬間まで側にいてほしい。などなど、多種多様に人類はオートマタを使用していた。
しかし、オートマタによる暴走が多発したことにより、世界各国は、共同で精神力を自然現象へと変換する魔導兵装の開発を行い、これを対抗手段とした。
魔導兵装と剣術の融合ーー。
それにより、人間を超越したオートマタとの戦闘が可能になったことで、日本では、精神力が一番高まる10代～20代を集めた対オートマタ組織。永世光和組が結成される。
そんな中、永世光和組一番隊副隊長である成瀬ユウは、ある日剣術も魔導兵装もからっきしの一人の少女。三島ミクとパート…続きを読む