概要
思い出の彼女はいつも怒っていた
冬のある日、仕事帰りに男がスーパーへ買い物によると、懐かしい赤と緑のパッケージが目に入った。
思い出すのは学生時代に付き合っていた恋人とのエピソード。
思い出すのは学生時代に付き合っていた恋人とのエピソード。
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- ★★★ Excellent!!!わたしはお揚げの乗ったおそばが食べたいの!
仕事帰りにスーパーマーケットに立ち寄る僕。
妻からの指令は「ポン酢」のゲット。今夜は鍋なのだ。
そんななか、久しぶりにある物が食べたくなった僕。
そう。赤いきつねと緑のたぬき。
ずっと生活に寄り添ってきたベストセラー食品には、思い出の調味料がついている。
カップ麺は学生時代、独身時代の友だ。となると恋愛談もアリだろう。
「わたしはお揚げの乗ったおそばが食べたいの!」
昔の彼女とのやり取りを思い出す僕。
僕がどうやって彼女をなだめたのか。そこは本文で!
何気ない一文で登場人物の性格や関係性をくっきりと炙り出す作者の技。
毎度のことながら、技を技と悟る前に袈裟斬りにされている……。
う…続きを読む