あの日々

@ryuudi

第1話

僕は嫌われたくないだけの子供だったんだろう。そして、良い人に見られたいだけの大人なんだろう


僕は友達との遊びの約束を果たす為に宿題をしないで出掛けることにした。だが一階には母親がいるので一階からは行けない。靴を持って二階のベランダに出て、一階の屋根から駐車場の屋根に移動するかと二階に行く階段を上がっていたら、声の調整ができていない弟が大きい声で『なんでクツもってるのー』と言ってきて母に見つかり宿題を強制されることになった


その日の夜には我が家恒例の夫婦喧嘩が始まり、僕たち兄弟姉妹は猫と一緒に夫婦喧嘩が終わるまで息を潜めて静かにする。僕は猫と一緒に寝るときは毛布をしないで寝ている


次の日、運悪く体調を崩した僕は父にクリニックに連れて行かれた。帰りには本屋に行って、子供向けのコミック雑誌を買ってもらい、買ってもらった雑誌を読みながら車の中で待っている。父はスーパーに行き赤いきつねうどん10個と卵二パックを買ってきた。僕の家族は多いので10個あっても1日しかもたない。


学校を休んでるとやることがなくなるので、

学校を休むのは嫌だ、友達と遊べないし苦いクスリを吐き気を催しながら飲まないといけないからだ。たまにしか食えないきつねうどん(玉子付き)が食えるなら又体調崩さないかなと思ったりもする。


色々飛んで三十代の頃の体調を崩した時には体調悪い時には自分で何とかしないといけない。

病院に行き三時間は待たされ、体力を消耗して体調悪化してくるが診断され点滴されて薬の処方箋を渡らされて帰される。マジで病院や医者なんなのという気分のまま薬局に行き帰る。

帰り道にあるコンビニできつねうどんと豆腐とスポーツ飲料を買って帰宅する。

誰もいない愛しい我が家に帰って来れた、スッゴい安堵が心に広がる。

少し休憩して豆腐と玉子粥を食べて明日に思いを馳せて寝ることにした。


体調が良くなったのでいつも通り過ごすことに、朝は他愛のないことを考えながら散歩をし、昼ちょっと前に温泉に行き、昼飯を食べ、夜迄の間に朝疑問に思ったことを解消しに図書館に行く。図書館で分からないことはネットで検索して過ごす。夜になったら赤いきつねうどんを丼に移しレンジで熱々に加熱したものを食べる。これが現在の俺の1日だが中々悪くない日々だ。

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